化学における数の数え方、mol(モル)の単位について学びます。化学の計算で最も重要な概念になります。 1モルとは 物質量 モル質量 1モルとは 1mol(モル)とは、6.02×1023個の集団のことを表します。 物質量 mol(モル)を単位として表した物質の量のことを物質量(ぶっしつりょう)といいます。記号は\(n\)を用います。 昔は物質量のことをモル数といっていました。 物質量の概念を鉛筆の数え方で例えてみましょう。鉛筆は12本の集まりで1ダースと表現しますが、化学の世界では6.02×1023個の集まりを1molと表現します。 余談ですが、コップ1杯(約180g)の水には、約10molの水分子(H2O)が含まれています。 アボガドロ数とアボガドロ定数 物質1molに含まれる粒子の数である6.02×1023という数字は、アボガドロ数(アボガドロすう)と呼ばれています。 または1molあた