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文字列とUnicode 「文字列」の章で紹介したように、JavaScriptは文字コードとしてUnicodeを採用し、エンコード方式としてUTF-16を採用しています。 このUTF-16を採用しているのは、あくまでJavaScriptの内部で文字列を扱う際の文字コード(内部コード)です。 そのため、コードを書いたファイル自体の文字コード(外部コード)は、UTF-8のようにUTF-16以外の文字コードであっても問題ありません。 「文字列」の章では、これらの文字コードは意識していなかったように、内部的にどのような文字コードで扱っているかは意識せずに文字列処理ができます。 しかし、JavaScriptのStringオブジェクトにはこの文字コード(Unicode)に特化したAPIもあります。 また、絵文字を含む特定の文字を扱う際や「文字数」を数えるという場合には、内部コードであるUTF-16を意識
Intro textarea などに入力された文字数を、 JS で数えたい場合がある。 ここで .length を数えるだけではダメな理由は、文字コードや JS の内部表現の話を理解する必要がある。 多言語や絵文字対応なども踏まえた上で、どう処理するべきなのか。 それ自体は枯れた話題ではあるが、近年 ECMAScript に追加された機能などを交えて解説する。 なお、文字コードの仕組みを詳解すること自体が目的では無いため、 BOM, UCS-2, Endian, 歴史的経緯など、この手の話題につき物な話の一部は省くこととする。 1 文字とは何か Unicode は全ての文字に ID を振ることを目的としている。 例えば 😭 (loudly crying face) なら 0x1F62D だ。 1 つの文字に 1 つの ID が割り当てられているのだから、文字の数を数える場合は、この ID
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