2017年2月9日のブックマーク (3件)

  • (釣り)むちゃくちゃな理由でJASRACを勝たせた判例ベスト10(前半)

    最近何かと話題のJASRACですが、ここで、JASRACを勝たせるために裁判所がむちゃくちゃな理由を述べている判例ベスト10を見てみましょう。 第10位 「ダンススクールに通ってる受講生は『公衆』にあたる」(名古屋地裁) 名古屋地方裁判所平成15年2月7日判決(「判例時報」1840号126頁) http://www.courts.go.jp/app/hanrei_jp/detail4?id=11324 最近よく知られるようになったダンス教室の判例。著作権法上、「公衆」に対する演奏でなければ権利行使ができない(22条)ことから、入会金を払い契約しているダンス教室の受講生が「公衆」と言えるのかが争点となった。 裁判所曰く、 「著作物の公衆に対する使用行為に当たるか否かは,著作物の種類・性質や利用態様を前提として,著作権者の権利を及ぼすことが社会通念上適切か否かという観点をも勘案して判断するのが

  • (釣り)むちゃくちゃな理由でJASRACを勝たせた判例ベスト10(後半)

    前半はこちら http://anond.hatelabo.jp/20170207184036 第5位 「チャリティーコンサートで身体障がい者のための寄付金を集めた場合は『非営利無料の演奏』ではない」(東京地裁) 東京地方裁判所平成15年1月28日判決 http://www.courts.go.jp/app/hanrei_jp/detail7?id=11369 著作権法38条1項によれば、①非営利で、②料金を徴収せず、③演奏者に報酬が支払われない場合、という3つの要件をすべて満たせば、JASRACに無断で公に演奏しても構わないとされている。 それではチャリティーコンサートはこれを満たすのか、が争われた事例。 「観客から直接入場料名目の金員を徴収することはなかったものの,寄付金を集めており,これは,著作物の提供について受ける対価と認められる」「被告らは,演奏会の売上げからこれまで2000台を超

  • 【漫画の日】ズブの素人が描いたマンガの絵をプロ漫画家はこう直す「かっとばせホームラン編」

    なんでも日2月9日は「漫画の日」であるらしい。ほかにも7月17日や11月3日もマンガの日でらしいのだが、今日という日を「漫画の日」と定めたのは、かの有名な古書店『まんだらけ』とのこと。ちなみに漫画家・手塚治虫先生の命日でもある。 さて。そんな漫画の日に、ひとりの悩める若者が、泣きそうになりながら私(羽鳥)に相談を持ちかけてきた。話を聞くと、「どうしてもバッティングの絵が上手く描けない」のだという。問題のイラストを見せてもらうと、なるほど確かに下手だった。 描き手は、実はひそかに漫画家を目指している中澤せいじ(34)だ。どうやら青春マンガを描きたいらしい。そして、青春といえば野球という発想なのか、彼は「毛が生えたモチが張り付いたバットを構える八重歯の男」を真剣に描いていた。 しかし…… 中澤「もっとこう……「フルスイング!」って感じの躍動感と「ホームラン!」っていう迫力が欲しいです。助けて

    【漫画の日】ズブの素人が描いたマンガの絵をプロ漫画家はこう直す「かっとばせホームラン編」