南鳥島沖の海底で採取したレアアースを使って、LED照明を作ることに東京大学などの研究グループが成功しました。海底のレアアースを実際に採取して製品にしたのは、初めてだということで、研究グループでは、2020年の東京オリンピック・パラリンピックの会場で活用してもらい、日本の海底資源の可能性をアピールしたいとしています。 東京大学の加藤泰浩教授らの研究グループはこれらの採取した泥からレアアースの「イットリウム」と「セリウム」を取り出して精製し白色LEDを作ることに成功しました。加藤教授によりますと、レアアースなどの海底資源を実際に採取し、製品として使えることを示したのは初めてだということです。 レアアースは電気自動車やスマートフォンなどに欠かせない資源ですが、中国が世界の生産量の多くを占めています。 研究グループは、さらに多くのLED照明を作り東京オリンピック・パラリンピックの会場で活用してもら
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