長期の休校中に全国で導入が始まったオンライン授業。タブレット端末の不足や授業の負担が大きいという課題もありますが、学校からは、うれしい発見があったという声も聞かれます。 学校再開後も、そうした子どもたちのため、オンライン授業を続けている自治体もあり、専門家も「コロナをきっかけに、学びはすべて学校でという仕組みは見直されるべき」と指摘しています。 新型コロナウイルスの影響で、全国の学校では、休校中にオンライン授業の導入が急ピッチで進められました。 熊本市は、もともと端末の導入が進んでいたため、4月からオンライン授業を行ってきましたが、市内の11の学校から「オンライン授業に不登校の生徒が参加できた」といった報告が相次いで寄せられたということです。 このため熊本市は、学校の再開後もそうした子どもたちが学校に来なくてもオンライン授業に参加し続けられるよう、子どもたちへの端末の貸し出しや学校側の体制