前回は、Reference Kitをご紹介しながら、デジタル化が「ものづくり」を分解していく様子についてエントリを書いてみました。その最後の部分で、自分は、こう書かせていただきました。 感覚的な物言いで恐縮ですが、デジタル化は「もの」を微少単位に分解する。それだけだったらまだ良いが、今度は、ネットワーク化がそれを横に組み直す。そうして、ものも、サービスも、そしておそらく産業構造も(?)、どんどん変わり始めている。おそらく、「情報の生産性」を起点としてバリューチェーンの組み替えを起こしていくんだろうと思う。個人的には、そんな風に感じています。 ここでも書いているとおり、自分は、今後、IT化、デジタル化の流れとグローバルなバリューチェーンの再構築が、ますます切っても切れない関係を強めるのではないかと考えています。そこで、今回は、両者の関係について、更に突っ込んでみようと思います。 具体的には、