すごい実績を上げた人の話というのは誰もが聴きたいと思うもの。そこに「すごい実績」を得るためのノウハウがあると感じられるからでしょう。成功者による「成功本」は多くの人に読まれるのも同じ理屈です。 でも、実際に話を聴いてみると(読んでみると)、大切なのはノウハウではないことに気づきます。もちろん、ノウハウを知っていれば成功ににじり寄ることはできるでしょう。でも、それはあくまでも成功という“島”にたどり着くための“船”に過ぎません。 必要なのは船を動かすための薪や石炭。それがあって初めて成功に向かって漕ぎ出すことができるのです。 今回ご紹介する『繁盛店の「ほめる」仕組み』は、タイトルから連想される「飲食店向け」という枠を超えて、多くの迷える“船”たちに力強い推進力を与える、エネルギーに満ちた一冊。 著者によると、人が前向きな変化や進化を始めるには、あるスイッチが入る必要があるといいます。 どうす