2010年03月30日10:20 カテゴリ雑談 2つの世界 アバターは結構興行成績がいいみたいなので、ご覧になった方も多い事だろう。米国ではアバターが公開されたとき、描かれたエイリアン側の世界観に圧倒され、現実がイヤになったという人が沢山いた、というニュースもあったように記憶している。 それが3Dのせいだったのか、という点に関しては、まだ判断するのは早計ではないかと思うが、確かに描かれた世界観は緻密なものを感じた。 こういった世界観をもっとじっくり楽しみたい方には、エイミー・トムスンの「緑の少女」をお勧めしたい。邦題とカバーイラストがイケテナイので、たぶんご存じの方は少ないのではないかと思うが、ジャングルに暮らすエイリアンを描いた長編としては、非常に良くできた小説である。 僕はアバターもこの小説を参考にしたのではないか、という気がする。これを下敷きに、マトリックスとスターウォーズ・ジェダイ