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ブックマーク / masanork.hateblo.jp (5)

  • 帝国の中心で自由主義を夢見る先に - 雑種路線でいこう

    残念なことに日社会では理知的でフラットな議論は相手を選ばないとできない。そしてブログは公開する相手を選べない。Webがそういう同調圧力を飛び越えて個を確立するツールとなることを期待してはいるが、今のところ日語圏ではネット上に別の世間をつくって新たな同調圧力を増幅させているかにみえる。 例えば日語のブログで或る予算の使い途について課題を整理しつつ建設的な提案をしても「このエントリーを財務省が読んだら仕込んでいる政策玉に予算が下りない」とか勝手に慌てて国会議員に報告がいき、取引先のお偉方から勤務先の役員に「こんなことを書く社員を放置していると、御社はこの案件から外されますよ」とか丁寧にご注進して下さる。それが日的ムラ社会の現実だ。 たまたま話の分かる役員なら「ちゃんと個人的な意見と断っているし、正しい当たり前のことしか書いてないじゃん」で済むとして、普通の日企業じゃ「正しいか否かの問

    帝国の中心で自由主義を夢見る先に - 雑種路線でいこう
  • 日本語の壁、日本の壁。 - 雑種路線でいこう

    できればを買ってから何か語るべきなんだろうけれど、Amazonに発注したばかりで数日はかかりそうだ。このを巡る議論で予備校時代のことを思い出した。自分が役所に出入りし政治家と会って政策課題を技術的に噛み砕いて説明し、解決へ向けて諸々のお願いをするという営為をいつ始めたか振り返ってみると、予備校時代に秋葉原で知り合った日教育の先生の手伝いでネットで日人が英語を読むようになったのに、外人が日語を読もうにも文字化けして困るという相談されてからのことだ。 そういうことであるから、日語が「現地語」として滅びるといっているのではなくて、普遍的なことを語る役割を担わされてきた近代国民国家の「国語」が、英語が新たな「普遍語」となることによって、変質をこうむる、という見通しを水村は述べているのである。 いま考えると馬鹿みたいな議論かも知れないが、国費を投じて日語コードをビットマップに変換する

    日本語の壁、日本の壁。 - 雑種路線でいこう
  • 業界を変えるのか、業界が変わるのか - 雑種路線でいこう

    このところべ物を減らしている割に運動しているせいか、ちょっとブログで大上段な議論をする気力がない。というか日付が変わる前に眠くなる超健康的な生活を送っている。ところで来年の1月27日にSoftware Japan 2009という情報処理学会のイベントがあって、例年通りイノベーティブ社会基盤フォーラムで出し物をしようというので水曜日に集まって会議をした。まだ確定じゃないんだけれど異業種とITとの結合で面白いネタがいくつかあるので、その辺を紹介しながら、既にある仕事ITに置き換えるんじゃなくて、ITだから可能となるような新サービスをどうやって生んでいこうか、みたいな話をする方向で議論している。何か経済が大変なことになっているから、不況下のイノベーションみたいな話も面白いかなと思ったんだけれど、具体例を基に前向きな話をしたほうが面白いよね、というんで「IT×○○ではじまるイノベーション」って

    業界を変えるのか、業界が変わるのか - 雑種路線でいこう
  • 消費者庁ができても汚染米と似た問題は起こり続けるね - 雑種路線でいこう

    福田首相は消費者行政とか公文書管理とか地味だけど大事な政策課題を掲げていた気はするんだよね。とはいえ看板を掲げれば解決する話でもない。むしろ下手に消費者庁をつくれば似たような問題が増えるのではないか。そう考えるのは問題の質が農水省と三笠フーズとの癒着ではなく、国際的な流通実態からかけ離れた品安全の規制強化、国際合意に対する盲目的な実施、政策の矛盾を解消せず、実態を把握しながら民間事業者に責任を押し付け、マスコミにバレた途端に手のひらを返したかのように厳罰を下す無責任にあると考えられるからだ。 農水省大阪事務所と三笠フーズとの癒着が問題になっている。仮に何かしら饗応があったとしても、担当者がその見返りに不正を見逃し捜査情報をリークしたというよりは、単に面倒な問題を起こしたくなかっただけではないか。省の担当者とて自分の在任中に面倒なことを起こして欲しくなかっただろう。その小役人根性はどう

    消費者庁ができても汚染米と似た問題は起こり続けるね - 雑種路線でいこう
  • 子供の安全より補助金と露出が大事な自治体や学校って何 - 雑種路線でいこう

    世も末ですね、この手の感性って何でしょう。だいたい物流管理のために開発されたアクティブタグを子供の登下校管理に使おうなんて馬鹿なこと誰が思いついたんだか不思議でしょうがないのです。最も到達距離の長い400MHz帯アクティブタグでも20mしか飛ばない以上、センサーのあるところでしか位置を識別できないんですよ。登下校監視だけなら監視カメラ+顔認証で充分だし、下校中の位置監視や誘拐時の対応をしようとすると携帯電話の方がずっと有用で副作用もないのです。まだ子供に携帯を持たせたくなければ、機能を制限するなり携帯電話技術を利用した廉価な位置特定端末をつくればいい訳で。 ベンダー担当者「児童につけたタグが発する電波を受信して、児童の位置や行動がわかります。」、当方「むしろ誘拐などの犯罪を幇助しませんか?」、ベンダー担当者「はい、その通りです。自分の子供にはタグをつけさせないので大丈夫です」、当方「そんな

    子供の安全より補助金と露出が大事な自治体や学校って何 - 雑種路線でいこう
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