『Catfish』観賞。 一部、手の早い映画好きの間で話題になっていた映画で、日本ではまだ劇場公開はもちろん、DVDリリースも決まっていないようです。予告を見ていたのですが、「なんだよ、またパラノーマルかよ…」と、むしろ食傷気味に思えたなかで消化試合に臨むような気分での観賞でした。見終わって、確かに冷たい手を背中に突っ込まれたような気分にはなりますが、飛び上がるようなショックシーンは無くて生真面目な作りだなぁとあまり良い印象は無かったんです。で、ネットで詳細を調べて驚愕し無茶苦茶落ち込みました。 これ、モキュメンタリーじゃなくてドキュメンタリーかよ…… 『Catfish』キャットフィッシュを直訳すると「なまず」です。もしかしたら、この映画が語源なのかもしれませんが、アメリカでのネットジャーゴンで「なりすまし」も意味しているようです。そして、この映画の中ではまた別の、非常に悲しみに満ちた意味