音楽や映像をダウンロード販売したりストリーミング配信したりするサービスでは、ユーザーの好みに合いそうなコンテンツを次々提案してくれる。そうしたお薦めコンテンツは、ユーザーが入力した年齢や性別、好みといった情報のほか、お気に入りとして登録したコンテンツ、過去に利用したコンテンツ、好みの似た別ユーザーの利用状況など、さまざまな要素が組み合わされて選択される。 これに対しSpotifyは、再生環境で捉えた音の内容を解析し、そうして得た情報にもとづいてお薦めコンテンツを決定する技術を考案。この技術を米国特許商標庁(USPTO)へ出願したところ、米国時間1月12日に「IDENTIFICATION OF TASTE ATTRIBUTES FROM AN AUDIO SIGNAL」(特許番号「US 10,891,948 B2」)として登録された。出願日は2018年2月21日、公開日は2018年6月28日