検閲に対する抗議として白い紙を掲げるデモ参加者=11月27日、中国・北京/Bloomberg/Getty Images 香港(CNN Business) 中国で当局が違法または有害とみなしたネット上の投稿に「いいね」したユーザーが、間もなく取り締まりの対象となる。関係者の間では、これまで以上にSNS統制が強まることへの不安が広がっている。 新規定は12月15日から、中国国家インターネット情報弁公室(CAC)が11月に公表した新ガイドラインの一環として施行される。 中国では厳格な「ゼロコロナ」政策に対して国民が反発を強め、全土で数千人が抗議運動を展開。インターネット上ではユーザーが抗議運動に関連したコンテンツのスクリーンショットを取り、検閲をかわそうと隠語を使ってメッセージを投稿する一方で、当局は体制批判をインターネットからかき消そうと躍起になっている。 今回の規制は2017年に発表された内