食道がんであることを公表したサザンオールスターズ桑田佳祐(54)が、都内の病院で手術を受けていたことが4日、所属事務所から発表された。食道の一部を切除して胃とつなぐ手術をしたとみられ、数時間にも及んだようだ。所属事務所によると、術後の経過は良好で、麻酔から覚めてすぐに声が出せたり、翌日には少し歩いたりと担当医も驚く回復ぶりをみせている。 関係者によると桑田は7月30日に入院し、8月2日に手術を受けた。7月12日の健診で「がんの疑い」が発見されてからわずか21日後の手術だった。がんは食道の真ん中より下の胃に近い位置だったようで、桑田が自身のラジオで「胃と食道をつなげる手術」と明かしていることから、がんの部分を切除し胃と食道をつなぐ手術だった。別の関係者によると、開腹ではなく、腹腔(ふくくう)鏡下手術だったとみられる。食道の周囲には、肺や心臓など重要な臓器が密集しており、高度な技術が必要とさ