1943年(昭和18年)8月18日、 “兵隊さんに育てられたヒョウ”のハチが毒殺されます。 (出会い) 日中戦争中の1941年(昭和16年)2月28日、中国の湖北省陽新県に、高知出身の隊員を中心とした「鯨部隊」(歩兵第236連隊)が駐屯していました。 その部隊の小隊長の成岡正久第三氏は、当時41歳。高知出身で、大学卒業後に召集されました。 その小隊長のもとに、現地の中国人から要請が来ます。 牛頭山と呼ばれる岩山に3mもの大きなヒョウがいて、家畜や人を襲撃するので退治して欲しいというのです。 そこで成岡小隊長が部下3名を連れて山に入り、ヒョウがいる洞窟に、燃える木々を投げ入れ、焼き討ちをします。しかし、大きなヒョウの姿はなく、代わりに生まれたばかりの2頭の赤ちゃんヒョウを発見します。 成岡さんは、この2頭を部隊に連れて帰り、1匹は鉱山で働く日本人技師に預け、首筋にやけどのあとが残るもう1匹を
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