「見世物小屋」をご存じでしょうか?現代ではアングラなイメージのある見世物ですが、江戸時代には老若男女が楽しむ娯楽の王様でした。謎の生き物から驚きの細工ものまで、江戸時代の見世物をまとめました。 江戸の見世物のメッカ、両国。大通りには見世物小屋が立ち並び、大勢の人々でにぎわった(『両国大曲馬の賑ひ』歌川国芳 画) 人気興行の動員数は数十万人!?江戸時代後期に爆発した見世物ブーム 日本の見世物の歴史は室町時代に始まるといわれ、江戸時代に発達し“庶民の娯楽”として大ブームを巻き起こしました。 江戸時代後期から戦後頃まで見世物は日本全国で見られ、全盛期には数百の見世物小屋があったのですが、現在、見世物興行を行うのは大寅興行ただ1社なんだとか。 新宿にある花園神社で行われる酉の市では、今でも見世物小屋が出ています。画像引用元:gathery テレビやゲームなど娯楽の多様化、ライフスタイルの変化のほか