円が導入される前の時代、人々はどのようなお金を使っていたのでしょうか?また、当時の食べ物や給料などを円に換算してみました。 元禄時代の大金持ち商人・紀文が吉原で豪遊している、の図。まいているのは豆ではなく小判!(『紀文大尽』部分 豊原国周 画) 全国統一のお金は江戸時代からスタート 江戸時代の人々は、金、銀、銭(ぜに)の3種類の貨幣を使っていました(三貨制度)。 この制度をスタートさせたのは江戸に幕府を開いたこの方、 神君・徳川家康 「天下統一がなった今、今度はお金も全国統一するぞ」 ということで、まず幕府によって全国の主要な金山、銀山を直轄地にすると、幕府主導で金貨と銀貨をつくりました。 ちなみに、徳川幕府以前の政府(鎌倉幕府など)は政府主導でお金をつくっていません。なので、これは日本の歴史上初の大事業。 家康の前に天下の覇者となった豊臣秀吉も金貨をつくっていますが、あくまで褒賞や贈答用
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