「海賊版問題が、一向に改善されていない」として、アメリカが中国をWTOに提訴したことがつい最近話題になった。 ここでいう“海賊版”とはハリウッド映画などの動画コンテンツや、洋楽などの音楽コンテンツを指す。これには日本や欧米も第三国として参加し、アメリカ対中国の対決にとどまらず、先進国対中国の対決と言ってもいい構図ができている。 海賊版ソフトは減ってはいるのだが…… 映像や音楽コンテンツの海賊版が、どのぐらい中国で流通しているかを数値化した統計は手元にないが、参考までに“BSA”(Business Software Alliance)の資料から、似たような状況であると想像されるパソコンソフトの海賊版利用率の統計を引用してみる。 これによると、2006年のパソコンソフトの海賊版利用率は92%から82%まで下がってきているという。だが先進諸国から見ると、依然として中国では、路上や普通の店舗でごく
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