2号機で核分裂反応か 注水開始 11月2日 6時38分 東京電力福島第一原子力発電所の2号機の格納容器から、核分裂反応が起きた時にできる放射性物質のキセノンが検出され、東京電力は核分裂反応が起きている可能性が否定できないとして、原子炉に核分裂反応を抑えるホウ酸水の注水を午前3時前から始めました。 福島第一原発の2号機では、先月28日から、格納容器の中から気体を吸い出しフィルターを通して放射性物質を取り除く装置の運転を始めていて、この装置の出口付近で放射性物質の種類や濃度を測定して分析しています。その結果、1日行った分析で、核燃料のウラン235が核分裂してできる放射性物質のキセノン133と、キセノン135が検出されたということです。東京電力は、核燃料が再び核分裂反応が起きている可能性も否定できないとして、午前3時前から原子炉に核分裂反応を抑えるホウ酸水の注水を始めました。東京電力によりますと