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ブックマーク / finalvent.hatenadiary.org (8)

  • ネットと多数決というかなんというか - finalventの日記

    長くネットの世界にいて、若い頃は血気で無用ないざこざを起こしたものだし、いろいろいざこざを見ていきた。さすがに思うことがいくつかある。 ネットの中の口論というか罵倒の投げ合いとか、その勝敗は基的に沈黙の観覧者が自然に決めている。そして決まった結論というのは、明示された言葉になっては出てこない。ただ、月日が経つと、すでに勝敗は決したものとして別の話題のなかでなにげに参照される。 で、そういうなかで負け側の特徴だけも言い切れないのだが、勝敗の内側の問題は、いざこざの内部にいる人が、その沈黙の閲覧者をどう理解するかにかかっている。 ここで一番重要なことは、身の構えとでも言うべきことで、自己の正当性を主張しているとき、実は負けているということだ。このあたりはなんとも身の構えとでもいうようなちょっと微妙な感じ。武道でまず受けの構えと取るような感じ。攻撃の構え自体が弱点にしかならないような状況がある

    ネットと多数決というかなんというか - finalventの日記
  • 馬車馬さんの貿易黒字のチキンレース論 - finalventの日記

    ⇒マーケットの馬車馬: 貿易黒字のチキンレース ⇒マーケットの馬車馬: チキンレースのオッズを考える ⇒マーケットの馬車馬: 実はまっとうな中国の経済政策 ⇒マーケットの馬車馬: 中国経済の行方

    馬車馬さんの貿易黒字のチキンレース論 - finalventの日記
  • 産経社説 イラン核開発 抜け穴ない国際包囲網を - finalventの日記

    ダメな社説の典型。 イランの核問題は地政学的要素やエネルギー戦略を含め、極めて複雑な要素を含んでいる。日も細部の利害にとらわれることなく、総合的な戦略を備えておかねばならない。 国連は機能しない。それが前提にないのにまるでわかっていない。机上の空論の最たるもの。 であれば、有志連合になる。ということは、1、アザデガン油田開発を放棄すること。2、イラン分の原油をロシアに切り替えるべく対露戦略を見直すこと。この2点が含まれていないというか、産経は逃げている。 イランから原油が切られた場合の日の耐久力は素で三年。おそらくやりくりで五年はなんとかなるのではないか。その間、チキンレースで中国経済が破綻するか。

    産経社説 イラン核開発 抜け穴ない国際包囲網を - finalventの日記
  • 戦争と殺人? - finalventの日記

    これを見ていてちと思った⇒Passion For The Future: 戦争における「人殺し」の心理学 エントリについてはとくになし。 で、該当のも読んでないのでなんだが。 これを言うとまたアカンのかもしれないけど、戦争というのは人殺ししないんですよ。な、わけないでしょとか反論されそうだしなんだかななんだが。 こういうのは軍オタもきちんと反論しないのだろうか。ま、あたりまえすぎて、面白くないし、しないのだろうな。 戦争というのが、戦争リソースの戦いで、「人」は戦争リソースじゃないんですよ。付随ではあるだろうけど。敵リソースなんたらを撃沈みたいなリポートはあがるけど、何名を殺傷とかは戦果じゃなくて救助の問題。敵の兵士でも救助するわけですよ。 別側面でいうと、とはいえ、実際には、歩兵とかいうリソースは人なわけで、これに向かうにはそれなりの訓練がいる。というわけで、傭兵とかの問題が出てくる。

    戦争と殺人? - finalventの日記
  • 関東大震災時の朝鮮人虐殺に関する歴史書メモ - finalventの日記

    hokusyuさんより、関東大震災時の朝鮮人虐殺に関する歴史のリストをいただく。ありがとう。 今後の検討のためのメモとしてリストしておく。 ⇒過ぎ去ろうとしない過去 返答及び追記 姜徳相『関東大震災』(中公新書) 関東大震災五十周年朝鮮人犠牲者追悼行事実行委員会・調査委員会編『関東大震災と朝鮮人虐殺 : 歴史の真実』(現代史出版会) 山岸秀『関東大震災と朝鮮人虐殺 : 80年後の徹底検証』(早稲田出版) 山田昭次『関東大震災時の朝鮮人虐殺 : その国家責任と民衆責任』(創史社)  アマゾンでの入手可能状態と、出版年代について 「関東大震災(中公新書 414)」姜徳相 中央公論新社 ; ISBN: 4121004140 ; (1975/01) 関東大震災五十周年朝鮮人犠牲者追悼行事実行委員会・調査委員会編『関東大震災と朝鮮人虐殺 : 歴史の真実』(現代史出版会) アマゾンにて入手付加。年代不

    関東大震災時の朝鮮人虐殺に関する歴史書メモ - finalventの日記
  • 朝日社説 日中ガス田 冷静に対案を示そう - finalventの日記

    側は、中国がすでに開発を進めている春暁(日名・白樺(しらかば))ガス田などを含め、両国から等距離にある中間線をまたぐ海域での共同開発を提案していた。中国提案はこれを退け、代わりにその北と南に位置する別の2海域を対象にするというものだ。 驚かされたのは、そのうち南部の海域が日の尖閣諸島(中国名・釣魚島)周辺の海を含んでいるからだ。この島の領有権を主張している中国にしてみれば、領土問題を棚上げして共同開発を、ということなのだろう。 中国四千年の皇帝気分はさておき、北側の提案はさすが。 こういう背景⇒極東ブログ: 日の排他的経済水域に関連して もう一点。 ⇒泥酔論説委員の日経の読み方 2006年03月09日 実にふざけた提案ですが、これで中国側の内情がよくわかります。 欧米企業がこのガス田開発から撤退したことでも推察できるように、やはりここは採算のとれない鉱区だということが明らかです。

    朝日社説 日中ガス田 冷静に対案を示そう - finalventの日記
  • 量子力学関係というか実在論関係の本 - finalventの日記

    昔は好きでよく読んだものだが、実家に死蔵しているものは古過ぎる(超ひも理論とかもあるが)。 私の考えに、もし関心のある人がいたら、以下の4冊をお勧めします。良書という意味ではないです。トンデモなのかもしれませんし。ただ、私に面白かったことは確かです。 たぶん、こうした問題は、実際には物理学の専門家の領域ではないのでしょう。 「現代物理学にとって実在とは何か: 」 「「量子力学の反乱」―自然は実在するか?最新科学論選書: 」 「量子と実在―不確定性原理からベルの定理へ: 」 「時間と自我: 」 今、アマゾンを見たら、これも面白そうですね。 不完全性・非局所性・実在主義―量子力学の哲学序説 著者:マイケル・L.G. レッドヘッド 他 販売:みすず書房 価格:\5,040 媒体:単行 通常2日間以内に発送 書評とかざっと見たけどなさげ。どっかの大学の教科書にもなっているのでしょうか。

    量子力学関係というか実在論関係の本 - finalventの日記
  • ルワンダ虐殺と関東大震災の朝鮮人虐殺とは異なる - finalventの日記

    最初から議論ではなく旗幟のみが問われる問題――それこそが疑似問題なのだが――に関わるのはうんざりした気持ちになるのだが、やはり少しばかり言及しておこうと思う。何について? その前にそう思うに至ったきっかけから語りたい。 「日人とユダヤ人」(参照)にこういう指摘がある。 「朝鮮戦争は、日の資家が(もけるため)たくらんだものである」と平気で言う進歩的日人がいる。ああ何と無神経な人よ。そして世間知らずのお坊ちゃんよ。「日人もそれを認めている」となったら一体どうなるのだ。その言葉が、あなたの子をアウシュビッツに送らないと誰が保証してくれよう。これに加えて絶対に忘れてはならないことがある。朝鮮人は口を開けば、日人は朝鮮戦争で今日の繁栄をきずいたという。その言葉が事実であろうと、なかろうと、安易に聞き流してはいけない。 ここでのトピックは朝鮮戦争についてだが、関東大震災における朝鮮人虐殺に

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