2013年のロード世界選手権で観衆が振るイタリア国旗 Photo: Yuzuru SUNADA 日本に来て、言葉にも慣れ始めてからさまざまな新発見がありました。特にカタカナで表記されている外来語。日本語では特に英語、フランス語、ドイツ語が文字で表記しづらいことに気づきました。そして、フランス語も英語も話せる私でさえ、理解困難な言葉が多いと気付きました。「ムッシュ」という言葉に出会った時の衝撃は今も忘れません。フランス語の「Monsieur(~さん)」だとわかるまで2日間かかりました。私の想像力と理解度を大幅に越えていたのです。 幸いなことにイタリア語、スペイン語といったラテン系の言葉は、カタカナで簡単に表記できることがわかり、一安心しました。それでもいまだに間違っている言葉が多いです。そして、言葉の意味も本来の意味から離れて独り歩きしてしまうことも発見しました。今日は言葉の独り歩きと正しい