バフェットの投資哲学の基本は「買うのは会社であって、株ではない」という名言によく表れています。つまり、株式投資とは会社の一部を所有することなのだから、会社の内容を重視して投資を行なわなければならないということです。 投資家の多くは、株価の動きや経済動向ばかりに目を奪われてしまい、その株を発行している会社にはほとんど関心を示しません。株をたんなる紙切れと誤解しているようです。しかし、株は会社の一部であり、株の価値と会社の価値は同じものです。長い目で見れば、株価はその会社の価値を必ず反映します。ですから、事業の内容をじっくり研究し、成長しそうな会社を見きわめることが肝心なのです。 オーナーになったつもりで会社を調べる たとえば、あなたが就職するときに、将来性のない会社は選ばないでしょう。自分が活躍できて、経営者が有能で、この先も成長しそうな会社を選ぶのではないでしょうか。株式投資もそれと同じで