鎌倉投信ファンドマネージャー新井和宏氏の書。金融の原点を見失ってしまった気がしていた元金融マンとしては、心にズバズバ刺さる書でした。 以下は特に私の心に刺さった明言。 ■シナジーは、1つの同じ世界観、社会観がないと生まれない。 ■一般の金融機関がビジネスマッチングをいろいろなところでやろうとしてうまくいかないのは、そこに共通の価値観がないから。 ■共通の価値観を持った投資先と投資家をつなげているので、結果としてシナジーが生まれて効果が出やすい。 ■意志のあるお金は、社会を変える。 ■(投資先は)熱心な受益者とのつながりを持つことで責任感が強くなる。 ■愛すべきヘンタイたちを前にすると、この人たちが期待するような会社にならねばと身が引き締まる。 ■つながりはソーシャル活動の原点であり、そして投資先にとってのほどよい緊張感にもなる。 ■いま、鎌倉投信が「結い2101」で投資していると伝わると、