ホーム >コラム・インタビュー >ブロガー水瀬ケンイチの等身大投資コラム―投信の新規設定額が多ければ「好調」、少なければ「不調」なのか? マスコミでは、「きょうの投信設定」という情報が日々掲載されています。何のことかというと、その日に新規設定された投資信託の銘柄と設定金額がいくらだったかという情報です。 新聞もマネー誌も、節目ごとにこの投信の新規設定額を集計し、新規設定額が多ければ「好調」、少なければ「不調」と報じます。 この論調に、私たち個人投資家は、そろそろ異議をとなえる時が来ていると感じています。 そもそも、現在の日本には、投信が4,183本もあります(2013/08/05現在、モーニングスターより)。これは、東証・大証統合後の上場企業数3,409(2013/07/31現在、東証WEBサイトより)よりもはるかに多い数です。 「少額から多くの銘柄に分散投資できる」ことが特長のはずの投信