<天皇賞・春>◇4日=京都◇G1◇芝3200メートル◇4歳上◇出走18頭 ゴールドシップ(牡5、須貝)はゲートイン後に待たされて立ち上がってしまい、大きく出遅れたのが響いた。4コーナーで得意のまくりを試みたが、差は詰まらず0秒5差の7着。 ウィリアムズ騎手は「返し馬までは落ち着きがあったけど、ゲートの中で力んだ。結果的に、あの出遅れがロスになった。申し訳ない」と肩を落とした。 須貝師も「あそこからだと、この馬場では…」と眉間にしわを寄せた。レース後に異変を察知した鞍上は、検量室前へ戻るのを待たず下馬し、エックス線検査を受けた結果、幸い骨などには異状がなかったが、発馬の1歩目で右肩付近をひねって痛めたもよう。今週中に再度の検査を受ける予定。