テーブルを作る際は、常に出来る限り主キー(PRIMARY KEY)を決めるようにする。DBMSではデータ登録順序は保証されないので、同じ値を持つレコードを入力してしまうと、一般にそれらを識別する方法はない。主キーは各レコードのユニーク性を保証するためのキーであり、主キーを指定した項目では、NULLや重複した値をセットすることは許されない。 またPRIMARY KEY制約を付けると、この項目に対応したインデックスファイルが自動的に生成され、検索が高速になる。検索時のキーとなる項目にインデックスが張られていない場合、ある値を検索するのに全件検索をする必要があるので、一定件数以上のデータベースでは速度的に実用的でなくなる。