今号では、 Oracle Database 12c の新機能である適応計画と自動再最適化をご紹介します。ぜひご一読ください。 統計情報と実行計画 Oracle Database では、SQL の実行計画を決定する際、事前に採取した統計情報を参照して処理の対象となる表のデータ傾向を把握します。この傾向に基づいて最も処理コストが低くなると予測されるアクセスパス、結合順序、結合方式などを決定します。 しかしながら、統計情報はリアルタイムで更新されるものではなく、頻繁に大量の更新が行われる表では統計情報と実際の表のデータ傾向に大きな乖離が生じる場合があります。 このような状況では、Oracle Database が処理対象となる表の状況を「勘違い」してSQL のコスト計算を行うため、Oracle Database が見積もった予測よりも遥かに大きな処理コストが必要な実行計画を採用し、大きなパフォー

