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ブックマーク / jp.rbth.com (3)

  • ハリウッドがいかにソ連史に関する嘘を育んでいるか

    George Mendeluk/Roadside Attractions, 2017; Daniel Espinosa/Worldview Entertainment, 2015; Edward Zwick/Bedford Falls Productions, 2008 ロシア人の多くは、ロシア(あるいはソ連)を描いたハリウッド映画やイギリス映画を観て顔を手で覆いたくなった経験を持つことだろう。スクリーンに映るナンセンス、でたらめ、嘘の数々を目にして、ロシア人は西側の人々が彼らを映画で描き出す方法を特徴付ける言葉として「クリュクヴァ化」という新語を思いついた。「クランベリー」を意味する「クリュクヴァ」が語源だが、この語は俗に「見せかけのもの」を意味する。ロシアを描いた映画ロシア国外の観客に向けていかにステレオタイプ化されて作られてきたかを示している。 ここで皆さんに、ソ連史上の出来事を題

    ハリウッドがいかにソ連史に関する嘘を育んでいるか
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    repon 2023/12/20
  • スターリンの影武者はどうなったか

    高齢の「諸民族の指導者」の影武者を務めたのは24歳のダゲスタン人だった。そして誰からも疑われなかった。 ダゲスタンのある村出身の若き青年フェリクス・ダダエフが正式な替え玉となる以前から、スターリンには3人の影武者がいた。替え玉を見つけることは、1920年代からすでにクレムリンの警護を指揮していたニコライ・ヴラシク将軍が提案していた。警護担当者らは、スターリンには敵が多すぎ、労働者の会合に赴くのは危険だと考えたからだ。 この判断は正しかった。最初の影武者、コーカサス出身のラシドフは、彼の車列が赤の広場を通過する際に爆弾で吹き飛ばされてしまった。だがダダエフの経歴はさらにすごい。第一に、彼は55年間事実を隠し、家族にも真実を語っていなかった。第二に、彼はまだ生きている。現在なんと100歳だ。 戦死扱い ダダエフは1920年に生まれたダゲスタンの高地にあるカジ・クムフ村で生まれた。幼い頃から牧人

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    repon 2021/01/23
  • 戦争映画の最高傑作『炎628』について知っておくべき9つのこと

    第二次世界大戦を描いたこの映画は、最も恐ろしく最も難解な映画でもある。一度見たらなかなか頭から離れない。 『炎628』はしばしば戦争映画史上最高の傑作と言われ、間違いなく世界で最も人気のあるソ連映画だ。この映画は第二次世界大戦の一部分を、ベラルーシの十代の少年の視点から描いたものである。『炎628』は劇中ずっと戦争の残酷さを憚ることなく見せつける。リアリズムを徹底したこの映画は、戦時中の人間の暗い所業ほど恐ろしいものはないということを教えてくれる。 この映画を見たことがないなら、絶対に見るべきだ(Russian Film Hubで『炎628』を見るにはこちら)。もし見たことがあっても、これらの9つの事実を知れば、映画がもっと面白くなるだろう。だが気を付けてほしい。最後の事実はネタバレだ。 1. 撮影中、実包を使用した

    戦争映画の最高傑作『炎628』について知っておくべき9つのこと
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    repon 2020/06/18
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