僕はリバタリアン的な価値観のもと、これからの時代、国や会社組織など、何か大きなシステムに必要以上に縛られることなく、個人は自由に生きていくべきだ、というトーンでお話させていただきました。ノマド的な立場ですね。 その中で、聞き手の梅田さんから発せられた問いが、「自由に生きたい若者が増えて、生活保護受給者が増えたらどうするの?」というセンテンス。僕に対する反論というよりは、思考実験的な問いだったと思います。 これ、その人の社会や他人に対する価値観をあらわにする、強烈に面白い問いだと思います。創造性もくすぐります。 この問いに対して、僕は「別にいいんじゃないですか?」という答えを返します。 というのも、「生活保護を受ける”可能性”があるぐらいなら、そんな自由を放棄せよ」という高圧的で、チャレンジを許容しない意識が、僕にとっては許しがたいのです。 かくいう僕も、社会人3年目にして会社を辞めました。