finalventさんは、自分の人生は「からっぽ」で、自分は「失敗者」「負け組」だと語っています。有名ブロガーで、執筆や翻訳関係のお仕事をフリーランスでしていて、結婚してお子さんもいるfinalventさんが「負け組」かどうかという議論はここでは置いておきます。 本書では「大半の人は、若い日の希望を基準に計るなら、人生の失敗者になる」と書かれているので、finalventさんもその意味でご自身を「負け組」と定義しているのでしょう。 世の中には、「こうしたら成功できる」とか、「こうやって成功した」という本はいっぱいあるが、「残念、私の人生は失敗だったんだけどね」という本はあまりないように思う。 「読む人いないよ、そんな本」と言われるとそうだが、冷静に考えると、多数の人は私みたいに「人生、失敗したなあ」という人生を送ると思う。で、どうする? 考えるわけです。「なんだろ、自分の人生?」と。 そう