ブックマーク / www.suzukikenichi.com (31)

  • 共起語SEOをもう一度解説してみる

    “共起語”をアンカーテキストにしてランキングを大きく上昇させた手法について、以前エントリしました。 WebmasterWorldでこの話が再びスレッドに登場したことをツイートしたところ、「関心があるのでやってみたいからもう一度説明してほしい」と普段よく絡んでいるオトモダチ数名からリクエストがあったので、再度解説します。 まず「共起語」を定義しておきます。 共起語というのはSEOの業界で広く使われている言葉ではありません。 前の記事で僕が使ったのが初めかもしれません(自分が先だという人がいたらご指摘ください)。 英語の動詞の“co-occur”(一緒に起こる)と名詞の“co-occurrence”(一緒に起こること)を堅めの日語に訳して、「共起(語)」としました。 この記事での「共起語」は、同じドキュメント(ウェブページ)のなかで頻繁に同時に使われる言葉のことです。 「同意語」ではありませ

    共起語SEOをもう一度解説してみる
  • オーソリティサイトからの被リンクが不自然リンク扱いに、問題視されたのはリンクの張り方

    [対象: 中〜上級] 信頼度の高い著名なサイトからのバックリンクであったとしても、リンクの張り方によっては不自然なリンクとして判断されることがあるというのがこの記事のテーマです。 Yellowpagesからのリンクが不自然リンクの例に オーストラリアに、Yellowpages.com.auという地域のサービスを調べるためのディレクトリサービスサイトがあります。 レストランや医者、美容院などさまざまなお店やサービス、会社をエリアやジャンルを絞って探すことができます。 日だと、NTTのグループ会社が運営するiタウンページに相当しそうです(僕は使ったことが一度もないですけど)。 Yellowpages.com.auは、利用者も多くオーストラリアではメジャーなサイトのようです。 ところが、不自然なリンクの警告を受けたサイトがこのYellowpages.com.auからのリンクを、まだ残っている不

    オーソリティサイトからの被リンクが不自然リンク扱いに、問題視されたのはリンクの張り方
  • Googleウェブマスターツールでダウンロードできるバックリンクが偏りなく広範囲に

    [対象: 中〜上級] Googleウェブマスターツールの「サイトへのリンク」でダウンロードできるバックリンクのデータを、より包括的に提供することをGoogleは公式アナウンスしました。 今までは、基的に、約10万のリンクを単純にアルファベット順に並べていました。 次の改善を実施します。 すべての範囲から均一にリンクを抽出する さまざまなドメイン名およびさまざまなTLDからのリンクのデータを提示する アルファベット順に並ぶ点と最大ダウンロード数が10万の点はこれまでと変わりません。 しかしすべてのドメイン名から偏りのないデータをこれからは入手することができます。 したがってリンク状態の全体像をより適切に把握できます。 リンクの数が膨大な大規模サイトには特に役立つ改善になるでしょう。 また、不自然リンクの警告を受けて撤去に取り組んでいたとしたら、ウェブマスターツールのリンクレポートには従

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  • リンクを無効化する「リンクの否認」ツールをGoogleが公開、よくありそうな13個の疑問に答えてみる from #PubCon Las Vegas 2012

    [対象: 上級] サイトへの不自然なリンクを無効化できる、「リンクの否認」(英語名: Disavow Links)という新しいツールをGoogleが公開しました。 GoogleのMatt Cutts(マット・カッツ)氏がリンク無効化ツールの提供を約束したのは、米シアトルで6月に開催されたSMX Advancedでした。 4ヶ月たって待望の登場となります。 公式アナウンスをはじめあちらこちらで紹介されているのでもうご存知のはずです。 公式アナウンス(英語) 公式アナウンス(日語訳) ヘルプドキュメント(英語) ヘルプドキュメント(日語) Matt Cutts氏によるビデオ解説 先週参加してきたPubCon Las Vegas 2012では公式アナウンスや公式ドキュメントの公開に先立ってGoogleのMatt Cutts氏がこのツールについてキーノートスピーチで紹介しました。 そこでこの記

    リンクを無効化する「リンクの否認」ツールをGoogleが公開、よくありそうな13個の疑問に答えてみる from #PubCon Las Vegas 2012
  • ウェブサイトのメンテナンス時やサービス停止時にやるべきこと・やってはいけないこと

    [対象: 中〜上級] サイトのメンテナンスなどの理由で一時的にサービスを停止しユーザーのアクセスを遮断したいときがあります。 このケースでやるべきこととやっていはいけないことを、GoogleのPierre Far(ピエール・ファー)氏がGoogle+で説明しました。 米連邦政府議会で提案されているある法案に対して抗議する人たちへの援助の目的も背景にあるようですが、関わりのない僕たちにとっても非常に有益な内容なので紹介します。 以下で説明することは、「メンテナンス中」のような通知ページを元々のページと置き換えて訪問者に見せる状況にも当てはまります。 1. サイトの一部であってもサイト全体であっても、停止するURLはすべて503のHTTPステータスコードを返す。 次の2つの点において役に立つ。 通知ページが当のコンテンツではないことをGoogleに伝えインデックスされない。 すべてのページで

    ウェブサイトのメンテナンス時やサービス停止時にやるべきこと・やってはいけないこと
  • Googleはどうやってオリジナル記事とコピー記事を判別するのか

    [レベル:全員] 複数のサイトに同じコンテンツが存在した場合、Googleは何を手がかりにしてオリジナルを判断しているのでしょうか。 GoogleのMatt Cutts(マット・カッツ)氏が回答しました。 そのコンテンツが最初にどこで書かれたか、どこで現れたかを見極めるための新しいアルゴリズムを書いたり新しい方法を見つけたりしながら時間とともに変わってきている。 僕たちが使っていそうだと考えられるシグナルをいくつか紹介しよう。 たとえば、Googleがウェブでそのコンテンツが初めて現れたのを見た時間と場所だ。 キミが何かを書いて公開したら、僕たちはそれをクロールしてコンテンツをぜんぶ見る。もし2年後に、どこか別の場所で同じ記事が現れたとしたら、2年前に見たものが発信元の可能性が高いだろう。 ブログやCMSを使っているならPingを打つことができる。WordPressやBolggerなど多く

    Googleはどうやってオリジナル記事とコピー記事を判別するのか
  • スマートフォン用ページに振り分けるときはrel=”canonical”を設定する

    iPhoneiPadAndroid端末の普及でスマートフォン専用のページを用意するサイトも増えてきています。 スマートフォンからのアクセスに対して「リダイレクトによってスマートフォン専用のURLに振り分けるとき」の注意点を今日はお伝えします。 rel=”canonical”タグで、対応するデスクトップ用ページのURLを指定してください。 重複コンテンツの発生を防止するためです。 現状GoogleデスクトップPCとスマートフォンを区別せず同等に扱います。 スマートフォン用の検索結果も用意していません。 共に、ウェブクローラのGooglebotがクローリングします。 ※従来のモバイル端末はモバイルクローラのGooglebot-Mobileがクローリングします。詳しくはこちらの記事を参照。 スマートフォン用のコンテンツはデスクトップ用のページと、完全ではないにしてもほぼ同じになるはずです。

    スマートフォン用ページに振り分けるときはrel=”canonical”を設定する
  • ウェブページを完全に削除したときは404よりも410のHTTPステータスコードを返すといい

    今日は技術的なトピックを扱います。 通常、ウェブページがもう存在しなくなったときは404のHTTPステータスコードを返します。 するとしらばくすれば検索結果からも消えます。 しかしGoogleウェブマスターツールでは、ずっと以前になくなったはずのページが「クロールエラー」セクションで「見つかりませんでした」として表示されることがあります。 理由は、404エラーを返したページが今でもないままなのか確認するためにGooglebotが再訪問するためです。 404は“Not Found”(見つからない)で、ページがなくなったことではなくアクセスできない状態を示します。 アクセスできない理由は、ページを削除したことではなくネットワークの障害やサーバーの不具合による一時的なものかもしれません。 通常のページよりは頻度が低いですが、その404を返したページを再び訪問して相変わらずないままなのかそれとも再

    ウェブページを完全に削除したときは404よりも410のHTTPステータスコードを返すといい
  • コンバージョン率を上げる9種類の“信頼獲得”パーツ

    顧客の信頼を得てコンバージョンを上げるための9つのパーツを紹介する記事が、Search Engine Peopleに“9 Trust Symbols You Can Use to Increase Conversions and Customer Confidence”というタイトルで投稿されていました。 該当する日での具体例を探してみました。 1. セキュアマーク 暗号化した安全な通信を保証するSSL証明書や、サイトがハッキングされていたりマルウェアに感染したりしていないことを示す第三者機関の証明です。 2. 顧客企業のロゴ 自社の製品やサービスを導入している企業のロゴです。 知名度の高い会社ほど安心感を与えられますね。 キャプチャは顧客の声とともに載っていますが、ロゴだけをサイドバーに並べるだけでもOKです(というか並べたほうがいい)。 許可なしでロゴを使っていいかという問題がありま

    コンバージョン率を上げる9種類の“信頼獲得”パーツ
  • ドメインエイジはどのように決まるのか?

    Googleは、どのようにしてドメインエイジを決めるのか? whoisのデータを見ているのか? それともクローラに頼って、たとえば最初にサイトをインデックスした日からなのか? ウェブサイトのオーソリティにとってドメインエイジはどのくらい重要なのか? SEOに励むウェブマスターなら誰しもが気になる疑問です。 GoogleのMatt Cutts(マット・カッツ)氏が回答しています。 一般的に言って、whoisのデータはレジストラでも完全に入手できるわけではないんだ。 TLDの種類にもよる。 Googleにとっては初めてクロールしてサイトを発見した時の方がずっとたやすく分かる。 2005年に出願した特許では考えられる手段を示している。 たとえば、ドメインへのリンクを発見したとき、初めてクロールしたとき、データがどのくらい古くなっているかとかね。 たいていの場合、初めてドメインをクロールしたとき、

    ドメインエイジはどのように決まるのか?
  • URLの終りに「/」(スラッシュ)は必要?、不要?

    http://www.suzukikenichi.com と http://www.suzukikenichi.com/ URLの終りに「/」(スラッシュ)を付けた方がいいのか、付けない方がいいのか、付いたときと付かないときでは何か違いがあるのか。 誰もが1度は疑問に思ったことがあるはずです。 URLの末尾に付ける「/」のことを「トレイリングスラッシュ(trailing slash)」と技術的に呼びます。 トレイリングスラッシュのあり・なしについて、ウェブマスター向け公式ブログでGoogleが説明しました。 補足を交えながら要点をまとめて解説します。 まず、トレイリングスラッシュのあり・なしによるウェブサーバーの一般的な振る舞いの違いです。 http://example.com/foo/ (トレイリングスラッシュあり) http://example.com/foo (トレイリングスラッシュ

    URLの終りに「/」(スラッシュ)は必要?、不要?