岐阜県各務原市の「川島大橋」が5月、傾いているのがわかり通行止めとなりました。橋の傾きに気づき、通報した男性はいつもとは違う、不思議な現象を体感していました。生活に欠かせない橋の通行止めに、地元住民の生活も一変しました。 各務原市の木曽川にかかる全長約344メートルの「川島大橋」。完成したのは60年ほど前。岐阜市や一宮市方面へ通勤や通学、買い物などで1日約1万台の車や多くの人たちが行き交かっていましたが、橋脚で傾きを確認したため、5月28日から通行止めとなっています。 橋の傾きに最初に気づいた80代の男性。毎朝の日課でこの橋を散歩していた際、不思議な現象が起きたといいます。 「普段ならまっすぐ歩けるんだけど、その日にかぎって右へ右へ寄っちゃうんだよ。自然と3回くらい繰り返した。それはおかしいなと思って」(橋を利用する男性)