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2009年5月26日のブックマーク (3件)

  • 作家を、プロデュース「小説作法ABC」

    小説を書く基技術がひととおり。 新米作家の教則として読んでもいいし、深い読書への手引書として扱ってもいい。「小説は、Why? とBecauseで推進される」とか、「読書の快楽は予定調和とドンデン返し」といった基礎だけでなく、「同じ村上でも、春樹は回想、龍は実況」や、「谷崎は変態、三島は売れない俳優」といった、著者の文学観をも垣間見ることができる。 なかなか実践的なのは、各章のおしまいに「練習問題」がついているところ。たとえば、既読の小説のあらすじを100字にまとめろという。要約することで、いわゆる「読ませどころ」へ向かわせる物語の軌跡が見えてくるんだと。さらに、要約した小説の帯コピーを50字でまとめろという。キャッチコピーを考えることで、その小説の「最大の売りどころ」を見抜けという。要は「目玉」やね。おもしろそうだとそのとき感じた作品を漫然と読んできたわたしにとって、いい刺激になる。

    作家を、プロデュース「小説作法ABC」
  • それでもボクはやってない - to be a Rock and not to Roll<エッセイ<中島・宮本・溝口法律事務所

    いつのことだったか、滅多に見ないテレビを見ていたら、弁護士が4人出演して、痴漢に間違えられて取り押さえられたらどう対処すべきか?という問題に回答していた。4人のうちの1人は、いわゆる「ヤメ検」って言って検察官あがりの弁護士さんだったから、まあ要するに聴く価値がないので無視すると、残る3人のうち2人の意見は、「走って逃げる」だった。 驚くかも知れないけど、って一応、驚いて欲しいんだけど、残念ながら、これは正解だ。圧倒的に正しい。ただね、一応、司法に携わる専門家で、裁判のプロ(私もそうなのね。念のため。)が、このような答を出さざるを得ないというところに、この国の刑事司法の圧倒的な腐敗っぷりを読みとって欲しい。ちなみに、もう1人の回答は「裁判で争う」。残念。不正解。 「それでもボクはやってない」って映画があって、見た人も多いと思うけど、まあそれはそれは大変にリアルな映画なわけで、というか、弁護士

    それでもボクはやってない - to be a Rock and not to Roll<エッセイ<中島・宮本・溝口法律事務所
  • 棋士とおやつ - 三軒茶屋 別館

    ●ハチワンと缶コーヒー - 三軒茶屋 別館 上記の頭脳戦漫画と甘いものについての記事との関連で、では実際の将棋の棋士はどのように糖分を補給しているのかを私の知っている範囲で紹介してみたいと思います。 『ちはやふる』の千早はチョコ好きのようですが、チョコと聞いて真っ先に思い浮かぶのが加藤一二三九段です。加藤一二三九段伝説でもおやつに板チョコ10枚べた。 数枚まとめてバリボリ。とありますが、他にフルーツも大好きらしく、とにかく糖分の摂取に余念がないようです。 まあ加藤九段は特別だとしても(笑)、タイトル戦では対局者におやつが用意されるのが定番となっています。例えば、今年の3月に行なわれた王将戦第7局:羽生善治王将対深浦康市挑戦者では両者ともフルーツの盛り合わせとオレンジジュースを注文しました(併せて、羽生はホットコーヒー、深浦はアイスコーヒーを注文)。 ●http://mainichi.jp

    棋士とおやつ - 三軒茶屋 別館
    retuner640
    retuner640 2009/05/26
    将棋観戦の楽しみの一つですよね。おやつ。