2009年12月14日19:24 カテゴリNHK杯 藤井感想戦システム 昨日のNHK杯をご覧になった方も多いだろう。もしかすると、感想戦についてまたあのアホが何か書いているんじゃなかろうかと、本ページをのぞいておられる方もいらっしゃるのかもしれない。しかし、私も一応は人間らしい心を少しは持ち合わせているのである。さすがに藤井先生に対して悪いのでないかと。だが、そういう気持ちよりも、あの感想戦からにじみ出てくるほとんど人間のギリギリの形での悲しみや自嘲や誇りがない混ぜになったとても人間らしい光景に対する感動が上回って、こうして私に書かせているのである。というのは真っ赤なウソで、結局私はあの感想戦を心底面白がってしまったロクデナシに過ぎない。 芸術的な攻めの構想で圧倒的な優勢を築き上げた藤井が、信じられないようなウッカリの一手だけで一局をだいなしにしてしまった。そして、丸山がその手をとがめる当