タグ

ブックマーク / blog.livedoor.jp/shogitygoo (25)

  • ものぐさ将棋観戦ブログ : 渡辺が王座を奪取 2011王座戦第三局 羽生vs渡辺

    2011年09月28日15:42 カテゴリ王座戦 渡辺が王座を奪取 2011王座戦第三局 羽生vs渡辺 王座戦中継サイト 少し前に朝日新聞の「be」(9/10)に掲載された渡辺明特集記事。そのインタビューより。 (対局のない日の過ごし方)息子が小学校に行ったあと、朝8時くらいから夕方5時くらいまで将棋の勉強をしています。夜にも3時間くらい、棋譜を並べたり、詰め将棋を解いたり。あとは「最新型」の研究です。対局が近ければその準備も必要。なんだかんだとやることは多いですね。 研究なしでも将棋は指せますが、それじゃあ楽な仕事ということになる。日々の研究くらい、会社勤めの方々と同じくらい家でやらないと申し訳ないです。 (東日大震災について)あのときは将棋の研究をしていてどういう意味があるのかといろいろ考えました。結局、自分にできることはそれぐらいしかないと、10万円×対局数を寄付することにしました

    ものぐさ将棋観戦ブログ : 渡辺が王座を奪取 2011王座戦第三局 羽生vs渡辺
    retuner640
    retuner640 2011/09/28
    羽生ファンから見た渡辺将棋の進化。ところで、ずっと棋風(芸風)が変わらない棋士というのは、それが個性だ武器だといえば聞こえがいいけれど、将棋が硬直しているともいえる。羽生の変化は正しい。渡辺もまた。
  • ものぐさ将棋観戦ブログ : 2011王位戦第三局 広瀬王位vs羽生二冠

    2011年08月05日18:48 カテゴリ 2011王位戦第三局 広瀬王位vs羽生二冠 王位戦中継サイト 私はちょっと憤慨しているのである。今日ツイッターである方に、「今日はにやにやしながらブログ書くんですか?」とか言われてしまったのである。羽生ファンであることを全然隠していない私がいけないのだが、一応公平無私に神の目でタイトル戦を語るのを理想としているのに、いかんいかん。誰ですか、そんなに弱いのに神の目もへったくれもあったもんじゃないだろうとか言っているのは。 というわけで、結局私はゴキゲン中飛車なう、なのである。我ながら困ったものである。 それと、やはりツイッターでちょっと話題になっていたのは、色々各自応援する棋士がいるけれど、反目したりせずに各自好きな棋士を応援して盛り上がっていればいいじゃんということである。全くそうだ。でも、全ての世界でなかなかそういうわけにはいかない。 例えば、

    ものぐさ将棋観戦ブログ : 2011王位戦第三局 広瀬王位vs羽生二冠
    retuner640
    retuner640 2011/08/05
    『立会人の元祖穴熊党総裁大内先生はさすがだった』同意。対局者以上に形勢を把握している検討はなかなかないけれど、時代を築いたスペシャリストの知見はさすがに深い。ともあれ、見た目以上に難しい将棋だったと。
  • ものぐさ将棋観戦ブログ : 2011 名人戦第七局 森内名人復位 

    2011年06月23日18:49 カテゴリ名人戦 2011 名人戦第七局 森内名人復位 名人戦棋譜速報 実は我々が存在している世界だけが唯一存在しているわけではない。パラレル・ワールド。我々の世界と同時並行して、類似のあるいは全く異なる無限の世界が同時存在しているのだ。そして、それらの世界は決して別個に切り離されたものではない。当のところ、各個人が毎瞬間毎瞬間に、どの世界を選択するかを自ら決定し無限の各世界を行き来しているのだ。 世界は実在しているわけではない。じつは各個人―あなたやわたし―の人も気付かぬ巨大な空想力が生み出したフィクションに過ぎない。西欧哲学の唯我論や仏教の唯識がかろうじてその事実にかすって気付いているがまだまだ生易しい。我々はその真相にようやく当に気づきつつある、あるいは気づかされつつある。 従って実は世界にはありとあらゆる可能性がある。だから、今回羽生が名人を失

    ものぐさ将棋観戦ブログ : 2011 名人戦第七局 森内名人復位 
    retuner640
    retuner640 2011/06/23
    自分が好きな、いや、惚れ込んでいる棋士を破った棋士を、ほめてほめてほめてほめる。なぜか?将棋だからだ。そういう将棋だったからだ。
  • ものぐさ将棋観戦ブログ : 藤井猛@週刊将棋ステーション

    retuner640
    retuner640 2011/05/22
    ルーツからみる藤井将棋『「将棋本能」が最初から崩壊しているために、自由で常識や本能に捉われない発想』『「体で覚えた将棋」が本能によって最初から拒否する指し方を、先入観なく自由に追求することが出来る』
  • ものぐさ将棋観戦ブログ : 2011名人戦第三局 羽生名人vs森内九段

    2011年05月08日19:07 カテゴリ 2011名人戦第三局 羽生名人vs森内九段 名人戦棋譜速報 森内挑戦者が完璧な内容続きで三連勝。当に充実している。一方、羽生名人の方は今のところいいところがない。 最近の羽生は、後手番では横歩取りを連採していたがゴキゲン中飛車を選択。むしろ、従来はタイトル戦でも様々な戦型を試すことが多っかたので別に不思議ではなくて、もともとのスタイルとも言える。 逆に、最近横歩取りにこだわっていたのが最近の羽生の新しい変化で、年齢とともにオールラウンダーからスペシャリストへある程度シフトしていこうとしているのではないかとも考えていた。 しかし、今回はゴキゲン。ゴキゲンは多くの棋士が採用しているものの、当によく勝ったりうまく指しこなしている棋士は久保などごく一部のスペシャリストだけだという気がする。彼らは、当然細かい最新の定跡にも精通しているし、なおかつゴキゲ

    ものぐさ将棋観戦ブログ : 2011名人戦第三局 羽生名人vs森内九段
    retuner640
    retuner640 2011/05/09
    超速3七銀について『歴史はめぐる。加藤一二三は結局常に正しいのだ。』
  • ものぐさ将棋観戦ブログ : 「新潮」対談「人間の理を越えて 朝吹真理子+羽生善治」雑感

    2011年03月28日19:59 カテゴリ羽生善治 「新潮」対談「人間の理を越えて 朝吹真理子+羽生善治」雑感 朝吹真理子は、将棋は人間が指しているのに、人間の理を離れた将棋の無時間の世界に人間が入り込んでゆく恐ろしい出来事だと考える。将棋の盤という平面の来時間が介在しない無時間と対局者が感じる特別だが質的には有限な時間とそれを我々が観る日常的な現実世界の時間が交錯する、と。 朝吹は鋭い感受性でそのように将棋を捉えるが、実はほとんどの将棋ファンがそのようなことを深いところでは感じている。大の男二人が、81枡の盤の前で対峙してその人間的な能力を極限まで酷使して、狭い将棋盤の中にひそむ深い真理を求めてあがくのは、来大変に異常な行為なのである。我々が将棋に感じる興奮は、朝吹の言うように「加藤一二三が昼用の鰻重と夜用の鰻重の代金かっきりを背広の両ポケットに分けいれて対局に臨む人間的な娑婆の面

    ものぐさ将棋観戦ブログ : 「新潮」対談「人間の理を越えて 朝吹真理子+羽生善治」雑感
    retuner640
    retuner640 2011/03/28
    『我々一般人は、プロ棋士が将棋を通じて永遠を感じ取って狂気とギリギリの世界を彷徨うことにロマンを感じ』『当事者としてはそれこそ一度落ち込んだら戻って来れない世界なので、それどころではないのかも』
  • ものぐさ将棋観戦ブログ : 棋王戦第三局 久保vs渡辺、銀河戦 小林裕vs阿部健、NHK杯 羽生vs渡辺

    2011年03月06日20:25 カテゴリNHK杯銀河戦 棋王戦第三局 久保vs渡辺、銀河戦 小林裕vs阿部健、NHK杯 羽生vs渡辺 棋王戦中継サイト 先手久保で▲7六歩に後手渡辺△8四歩。石田流を回避した。渡辺としては、第一局がああいう負け方だったので気分的にはもう一度指してリベンジしたいところだろうが、ここは冷静にということだろうか。もし佐藤康光ならば、もし負けていてもこういう場合は絶対に石田流正面撃破を狙うのだろうが。と、こういう場合にいちいち佐藤の名前を出して申し訳ないが。 それにしても、久保振り飛車は最近ますます面白くなってきた。端歩つき越し形の穴熊。突っ張った指し方である。渡辺はバランスをとってまずは銀冠。二人の態度が対照的で面白い。 さらに、久保は端からの逆襲を防ぐために、銀冠穴熊に組み替えるが、なんせ金銀二枚で心細い。 さらに、渡辺が7筋から動いてきたのに対して▲3七桂と

    ものぐさ将棋観戦ブログ : 棋王戦第三局 久保vs渡辺、銀河戦 小林裕vs阿部健、NHK杯 羽生vs渡辺
    retuner640
    retuner640 2011/03/06
    『久保に挑戦中の、渡辺、豊島といった本格的で真面目な居飛車党が久保台風に巻き込まれてしまって、全然自分のペースで指せていない様にも思える。』
  • ものぐさ将棋観戦ブログ : 将棋界の一番長い日2011

    2011年03月03日19:19 カテゴリ名人戦 将棋界の一番長い日2011 スーツを身にまとった男たちが次々にやってきては同じビルの建物に入ってゆく。ごく普通の出勤光景のようだが、どの男もその表情に普通とは違うある種独特な緊張感を湛えている。彼らもサラリーマンたち同様に仕事にやってきたのだが、その仕事というのが、ちよっとばかり変っている。彼らの仕事将棋を指すことだ。仕事には違いはないのだけれども、今日は仕事を超えた仕事の日、「将棋界の一番長い日」、A級順位戦最終局の日である。祝祭的な仕事の一日、彼らの晴れ舞台なのだ。 森内俊之はいつも通り淡々と、藤井猛はオシャレなマフラー姿ででダンディーに、谷川浩司は気品に満ちて、渡部明はいつものようにリラックスした中に、やはり今日ばかりは緊張感をどこかに滲ませて対局室に入ってゆく。 久保利明が、対局室に入ってきて先に席についていた森内になにやら話しか

    ものぐさ将棋観戦ブログ : 将棋界の一番長い日2011
    retuner640
    retuner640 2011/03/03
    森内久保戦以外では丸山九段の盤上盤外両面でのインパクトが。/『丸山に後手の角換わりをもって何度も挑んだ郷田がどれだけひどい目にあわされ続けたのかは、これはもう涙なしには語れないのである。』
  • ものぐさ将棋観戦ブログ : 将棋日記 銀河戦 中座vs菅井、A級順位戦 久保vs郷田、森内vs藤井

    2011年01月14日19:06 カテゴリものぐさ将棋観戦日記 将棋日記 銀河戦 中座vs菅井、A級順位戦 久保vs郷田、森内vs藤井 囲碁将棋チャンネルHP(銀河戦の棋譜閲覧可能) 中座vs菅井。菅井の先手中飛車に、中座は角交換から△6四銀で5筋の歩交換を拒否する形。菅井が▲7五銀とシンプルにぶつけ、中座が△2四角から反撃する展開に。中座が猛烈に攻めて先手玉も危なそうに見えたが、菅井は冷静に受けて一手勝ちをみきっていたようである。実に落ち着いている。評判通り強い。 この菅井、永瀬、阿部といった新四段は確かに何かモノが違う感じがする。最近、表面化しつつある世代交代だが、このあたりが台頭してくる可能性も十分で、現在の「若い」世代も全く油断できないのではないだろうか。 名人戦棋譜速報 久保vs郷田。久保先手で▲7六歩△3四歩▲7五歩△8四歩▲7八飛△8五歩▲7六飛という過激なオープニング。菅井

    ものぐさ将棋観戦ブログ : 将棋日記 銀河戦 中座vs菅井、A級順位戦 久保vs郷田、森内vs藤井
    retuner640
    retuner640 2011/01/19
    『これが順位戦だ。』
  • ものぐさ将棋観戦ブログ : 羽生善治「結果を出し続けるために」感想

    retuner640
    retuner640 2011/01/08
    『この本は、厳しい勝負に明け暮れる人間が、ごくごくまっとうで普通な感覚を失っていないことをしることができる、きわめて健全な本である。』
  • ものぐさ将棋観戦ブログ : 竜王戦が終わってー2010竜王戦第六局 渡辺竜王vs羽生名人

    2010年12月16日19:27 カテゴリ竜王戦羽生善治 竜王戦が終わってー2010竜王戦第六局 渡辺竜王vs羽生名人 竜王戦中継サイト。 竜王戦は、渡辺明が防衛して見事に七連覇の偉業を成し遂げた。 その記事を書いたのだが、あまりに長くなりすぎたので二章に分けた。最初に第六局や今回の竜王戦について書いて、次に今後の将棋界全体について書いたので、各自興味のある部分だけを読んでいたいただければと思う。 勿論、全国約3名のものぐさファンの方には全部読んでいただきたい。 1.再度「2手目△8四歩問題」 第四局の時にも、同じタイトルで書いたので、その繰り返しである。その時うっかり書き忘れたのだが、タイトルは梅田望夫の「どうして羽生さんだけが、そんなに強いんですか?」(以下「どう羽生」と略させていただく)に収録されている第81期棋聖戦第一局のリアルタイム観戦記のタイトルを使わせていただいている。 渡辺

    ものぐさ将棋観戦ブログ : 竜王戦が終わってー2010竜王戦第六局 渡辺竜王vs羽生名人
    retuner640
    retuner640 2010/12/17
    『地球は愛の惑星なのだ。』
  • ものぐさ将棋観戦ブログ : 羽生王座19連覇 羽生王座vs藤井挑戦者

    retuner640
    retuner640 2010/10/01
    勝者は進化する。敗者も進化する。
  • ものぐさ将棋観戦ブログ : 熊八ご隠居のみた王座戦第二局 羽生王座vs藤井九段

    2010年09月23日17:52 カテゴリ王座戦羽生善治 熊八ご隠居のみた王座戦第二局 羽生王座vs藤井九段 八「もう、何にも話したかねぇな。」 熊「まぁ、そう言うなよ。とにかくラーメン屋の屋台から始めたのが、ついにタイトル戦でお披露目にまでなったんだからさ。」 ご隠居「そうだぞ。矢倉の革命、新藤井システムを短期間で先生がほとんど独力でつくりあげられて、それがタイトル挑戦にまでつながったんだからな。それだけでも実は大変なことなんだぞ。」 ご隠居の奥さん「そうよ、八。だいたい将棋だけが全てじゃないよ。八、おまえ、あの左官屋の娘のおキクはどうだい。ほら、ちょっとポワーンとしてかわいくて気立てが良くって。おまえの好きな熊倉さんにもちょっと似ていてさ。なんなら私が世話してやるよ。」 八「えーーーい、おれに優しい言葉をかけるなあああああああ。同情するなら勝ち星をくれ!」 熊「おめぇも古いな。安達祐実

    ものぐさ将棋観戦ブログ : 熊八ご隠居のみた王座戦第二局 羽生王座vs藤井九段
    retuner640
    retuner640 2010/09/23
    森下先生の言うところに正義ありなんじゃよ。
  • ものぐさ将棋観戦ブログ : 鰻職人タケシの冒険

    2010年09月06日19:13 カテゴリ王座戦 鰻職人タケシの冒険 お江戸の町で、鰻屋タケシといやぁ、そりゃあ誰一人知らぬ者はいないのさ。タケシのつくる鰻重は天下一品、完璧で非の打ち所がなし。詳しいことは知らねえが、なんでもタレに革新的な技を用いて、それまで誰にも出せなかった味をだすことに成功したそうな。最初の頃はあまりに革新的な味だったので、邪道だとかこんなの鰻じゃねぇとかうるさい通どもが騒いだけれど、結局そんな連中も一度べた味が忘れられずに、タケシの鰻屋に通いつめる羽目になったそうな。今じゃ、もうタケシの鰻が常識、定番さ。 でも、タケシは単なる革新家じゃない。タケシが名家の道楽息子だった頃、先代のヤスハル師匠のつくる鰻に惚れこんで通いつめ、好きが昂じて頼み込んで弟子入りしたというわけさ。だから、タケシは徹底的に伝統芸を身につけているんで、気が向くと昔ながらの伝統の鰻を出すこともあ

    ものぐさ将棋観戦ブログ : 鰻職人タケシの冒険
    retuner640
    retuner640 2010/09/06
    これはどういう種類の奇跡だ?いや奇跡ではない。これはたしかに人の書いたものだ。ともあれ見よ。将棋ファンには面白くてたまらない、とある江戸の鰻職人のお話。
  • ものぐさ将棋観戦ブログ : NHKクローズアップ現代「学びをあきらめない 74歳老棋士・最後の闘い」感想

    2010年07月23日14:18 カテゴリ NHKクローズアップ現代「学びをあきらめない 74歳老棋士・最後の闘い」感想 今更ですが、有吉先生の番組の感想です。放映当時は、既に早くも夏バテ気味でブログを書く棋力も気力もなかったのですが、最近暑すぎてむしろ少しハイになっております。ちょっとアブナイ気もします。今年は当に酷暑のようなので、皆様もご自愛ください。 将棋の内容もきちんと取材してあったし、技術革新の波に古い世代がどう対応すればよいのかという一般向きのテーマにもなっていて、良質な内容に仕上がっていたと思う。 有吉先生の自宅にあった、戦型別に分類された膨大な棋譜ファイル、あれだけでも将棋ファンは感動してしまう。あれを見て、有吉先生宅にパソコンを持ち込ん設定から何から全てしてあげて、プロ棋士用のデータベースをすぐみられるようにしてあげたいと思ったのは、多分私だけではないだろう。でも、敢え

    ものぐさ将棋観戦ブログ : NHKクローズアップ現代「学びをあきらめない 74歳老棋士・最後の闘い」感想
  • ものぐさ将棋観戦ブログ : 朝日杯 木村vs佐藤和俊 ー 名局と名実況

    2009年12月25日20:54 カテゴリ朝日オープン 朝日杯 木村vs佐藤和俊 ー 名局と名実況 Merry Christmas! 朝日杯の対局が連日行われているが、日の木村vs佐藤和俊 は千日手指し直しの壮絶な戦いとなった。特に指し直し局は名局かつ名実況(担当 銀杏記者)で、将棋ファンにとって素晴らしいクリスマスプレゼントになった。 朝日杯中継サイト 木村一基八段 − 佐藤和俊五段(木村一基八段 − 佐藤和俊五段(指し直し局) 終盤で千日手となり、両者最初から手一分将棋。(以下コメントは全て銀杏記者による。) 初手から1分将棋で秒読みというのは、記者も初めての経験。不思議な感じがする。 千日手局は、先手木村で後手佐藤のゴキゲン中飛車になった。後手の佐藤が二手目にいきなり△5四歩としたのが駆け引き。これは普通に△3四歩だと▲6八玉の「ゴキゲン封じ」があるためである。以下普通のゴキゲンの

    ものぐさ将棋観戦ブログ : 朝日杯 木村vs佐藤和俊 ー 名局と名実況
  • ものぐさ将棋観戦ブログ:再度金子金五郎の加藤一二三分析について - livedoor Blog(ブログ)

    2009年12月22日19:33 カテゴリ 再度金子金五郎の加藤一二三分析について(追記アリ) 梅田望夫さんが、今度は金子金五郎の加藤一二三分析を集中的に紹介されている。加藤一二三ファン、将棋ファンにはたまらない貴重な資料である。 来、これを元にプロ棋士や専門家に論考してもらいたいところだが、とりあえず一将棋ファンとしての感想を記しておく。勿論、素人の私には来無謀でとてもではないが手に余る作業なので、間違い・勘違いもあるかもしれないことを、あらかじめお断りしておく。 梅田望夫のModernShogiダイアリー 金子金五郎語録(12) : 金子の加藤一二三論(1) 梅田望夫のModernShogiダイアリー 金子金五郎語録(13) : 金子の加藤一二三論(2) これらを読んで感じるのは、金子が観察した当時の若き加藤一二三には、現在とは全く異質なものがある一方、きわめて質的な部分では現在

    ものぐさ将棋観戦ブログ:再度金子金五郎の加藤一二三分析について - livedoor Blog(ブログ)
  • ものぐさ将棋観戦ブログ : 金子金五郎の加藤一二三分析

    2009年12月21日19:31 カテゴリ 金子金五郎の加藤一二三分析 梅田望夫さんは、ブログでシリーズとして金子金五郎語録を紹介されているのだが、最新回はとりわけ面白く興味深かった。 梅田望夫のModernShogiダイアリー 金子金五郎語録(11) : 金子の将棋史観と升田幸三 金子が、升田の将棋の理論的革命性、その序盤戦術の評価、木村などの旧来の将棋観を乗り越えた歴史的必然性などについて述べている。金子の質を掴み取る慧眼に驚く。升田将棋の革新性については現代棋士たちの多くも気付いているところであり、羽生や渡辺といった現在のトップたちが、升田将棋に新鮮な驚きを感じて、おのおのが升田将棋から影響を受けている。その質を同時代にあって、金子は極めて深いレベルーそれは、ほとんど哲学的といっても構わないーで把握しているのだ。 また、升田も、金子の序盤作戦を高く評価していたことも、この記事では

    ものぐさ将棋観戦ブログ : 金子金五郎の加藤一二三分析
  • ものぐさ将棋観戦ブログ : 藤井感想戦システム

    2009年12月14日19:24 カテゴリNHK杯 藤井感想戦システム 昨日のNHK杯をご覧になった方も多いだろう。もしかすると、感想戦についてまたあのアホが何か書いているんじゃなかろうかと、ページをのぞいておられる方もいらっしゃるのかもしれない。しかし、私も一応は人間らしい心を少しは持ち合わせているのである。さすがに藤井先生に対して悪いのでないかと。だが、そういう気持ちよりも、あの感想戦からにじみ出てくるほとんど人間のギリギリの形での悲しみや自嘲や誇りがない混ぜになったとても人間らしい光景に対する感動が上回って、こうして私に書かせているのである。というのは真っ赤なウソで、結局私はあの感想戦を心底面白がってしまったロクデナシに過ぎない。 芸術的な攻めの構想で圧倒的な優勢を築き上げた藤井が、信じられないようなウッカリの一手だけで一局をだいなしにしてしまった。そして、丸山がその手をとがめる当

    ものぐさ将棋観戦ブログ : 藤井感想戦システム
  • ものぐさ将棋観戦ブログ : 「勝つことはえらいことだ」ー塚田正夫名誉十段の言葉

    2009年12月10日19:51 カテゴリ 「勝つことはえらいことだ」ー塚田正夫名誉十段の言葉 気まぐれにtwitterのアイコンに塚田正夫名誉十段のこの有名な名言を使ってみた。 塚田正夫名誉十段は、改めて説明する必要もないだろうが将棋歴史上、重要な名棋士である。かの木村義雄から名人を奪い、大山相手に防衛も果たしている。また、詰将棋作家としても高名である。 しかし、個人的にはそのキャラクターの際立ち具合が忘れがたい。いかにも将棋以外では恐ろしく不器用であろう職人気質の純粋な将棋指し。超然として飄々としていかにも世間離れしていながら、それが全く作為めいてなく自然そのものなので、一般の将棋ファンからどうしようもなく敬慕されざるをえない人柄。 そうした塚田の人柄を私が知り、また最高に見事に活写していると思うのは、中平邦彦さんの名著「棋士 その世界」である。塚田名誉十段について書いた「永遠の名匠

    ものぐさ将棋観戦ブログ : 「勝つことはえらいことだ」ー塚田正夫名誉十段の言葉