kappei's HomePage へ 写真左から中国古典の言行録、天空の舟、夏姫春秋、重耳、晏子、介子推、孟嘗君、楽毅、玉人、長城のかげ、海辺の小さな町、文庫本の順。 宮城谷昌光の略歴 宮城谷昌光の世界 宮城谷昌光文庫目録 作中人物の名言集 宮城谷昌光リンク 2001/6/17(日) 『奇貨居くべし 第5巻』 中央公論新社 97年6月10日に第1巻「春風篇」が発行されてから4年目で全5巻完結となった。 「春風篇」の帯に「秦の始皇帝の父ともいわれる呂不韋」と書かれていたことがよう やく理解できた。 第5巻「天命篇」の帯に書かれているのはこうだ。 やりとげれば、この政体は先年つづく−−− 商賈の道を捨て、荘襄王とともに、理想の政体を求め、秦の政治改革をすすめる 呂不韋。しかし・・・・・・ 「わたしは天命に順う。天命とは民意でもある。天が命じ、民が