アベノマスクを食事券と引き換え、レストランが企画 「とんちんかんな政策だけど捨てたらもったいない」 2020年6月8日 10:30 京都府南丹市八木町の老舗レストランが、新型コロナウイルスの感染拡大防止策として政府が全世帯に配る布マスクと引き替えに、300円分の食事券を渡す取り組みを始めた。集まったマスクは市に寄贈する。 取り組みを行うのは、1937年創業の「レストラン いけじゅう」。布マスクは安倍晋三首相が唐突に発表したことから、「アベノマスク」ともやゆされている。サイズが小さい上に配布が遅く、不織布のマスクの販売が回復する今、「届いても使わない」との声も少なくない。 オーナーシェフの池田勤さん(73)が「とんちんかんな政策でも、マスクを捨てるのはもったいなさ過ぎる。何かの形で活用したい」と一考。コロナの影響で4月の売り上げが普段の半分以下に落ち込む中、客足を戻す呼び水にもしたいと、食事