「先月は売り上げ○億円達成!、今月は△億円目指してがんばりましょう」なんて経営者から話を聞くたびに悲しい気分になる。 この人達は、分かっていない。何も分かっていないな。 現在の日本のソーシャルゲームのほとんどは、ガチャという凶悪なギャンブル要素が組み込まれており、売り上げの大部分を占めている。 偉そうな人が、「このゲームのマネタイズ戦略は〜」とか言ったところで、結局ガチャである。 ある日の俺。 おもむろにターミナルを起動して、ゲームサーバーに接続。 tail -f access.log | grep purchase_hoge と入力。 リアルタイムに課金情報が画面に出力されるコマンドで、誰かが課金すると表示が1行増える。 「ああ、これが△億円目指してコツコツと積み立てられているのか」 ガチャの確率アップや割引なんかがあると、その表示速度も速く、ゲーム内の勢いを感じながらも、エラーが発生し
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