Chief Technology Officer(CTO)という言葉を聞いたとき、あなたの脳裏にはどんな像が浮かんだだろうか? バリバリにコードを書きながらプロダクト開発を引っ張る人物だろうか。テクノロジーの方向性やビジョンを社内外に発信し、業界からも一目置かれるような存在だろうか。あるいは現場のエンジニアの思いをうまく汲み取ってビジネスに落とし込む、調整能力に優れた人物だろうか。 おそらく答えは、企業の形態や文化、個々人のキャリアプランの描き方によって千差万別だろう。時にはChief Information Officer(CIO)、あるいはテックリードやVP of Engineering(VPoE)と重複した役割を果たすこともある。むしろ「CTOはこうであらねばならぬ」と1つの公式に当てはめようとする方がナンセンスかもしれない。 このようにさまざまな側面を持つ「CTO」だが、そもそもC
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