昨年(2017年)、旧日本海軍の零戦が日本の空を飛び話題になりましたが、その零戦のオーナーは、維持費が高額なため売却を決意したと報じられました。また、2018年3月24日(土)にリニューアルオープンする岐阜県各務原市の「岐阜かかみがはら航空宇宙博物館」には、世界で唯一現存する旧日本陸軍の三式戦闘機「飛燕」が展示されることになりますが、このように機体の展示はあるものの、旧日本軍の軍用機をレストアし再び空に飛ばすのは、いまの日本では難しいようです。 【写真】レシプロ戦闘機最高傑作? P-51「ムスタング」 飛行機大国のアメリカでは、大戦機(ここでは第二次世界大戦期の軍用機のこと)がエアショーに登場します。B-29、B-17、B-25などの爆撃機、P-51、P-40、P-38などの陸軍機、F6F、F4U、TBFなどの海軍機など多くの軍用機が登場し、ショーを盛り上げます。敵役として日本軍やドイツ軍