[ニューヨーク 16日 ロイター] 米連邦準備理事会(FRB)は11月12日以降の国債買い入れで、36億ドルの帳簿上の損失を抱えている。ロイター・インサイダーのアナリストによる試算で明らかになった。 FRBが新規に保有すた国債の平均残存期間は5年弱で、残存期間5―6年物の利回りが1ベーシスポイント(bp)上昇すると、6500万ドルの損失につながるという。 今回の試算には16日に買い入れた67億8000万ドルは含まない。試算によるとFRBポートフォリオの額面価格は1276億ドル、市場価格は1195億ドルとなっている。