年間100本以上のお笑いライブに足を運び、週20本以上の芸人ラジオを聴く、19歳・タレントの奥森皐月。 今月は、3月9日に生放送された『R-1グランプリ2024』決勝戦を奥森の視点で振り返る。 『R-1』史上、最も好きな大会になった 『R-1グランプリ2024』が終わった。これまでの歴史の中で最も好きな大会になった。 毎年何かしらのアクシデントが話題になったり、視聴者にツッコまれたりしてきた『R-1』だが、今年は大会に対しての批判的な声をほとんど目にしなかった。大会運営と制作スタッフと出演者の努力の賜物だろう。 昨年までがナメられすぎていたとは思うが、このまま続いていけばみんなから「『R-1』には夢がない」とは言われなくなると思う。 ただしウエストランド井口(浩之)さんだけはおもしろいので言い続けてほしい。今大会の予選で井口さんがしていた『R-1』のことだけを話す漫談は、決勝に進んでもおか
フリーランス。沖縄の音楽シーンやエンタメシーンを中心に幅広く書いていきます。新聞記者時代も含めてこれまで1500本ほど記事を書いてきました。音楽関係では高校大学とバンドに勤しみ、2018年にヨシキカーニバルとして活動開始。ウガンダで校歌を作ったことがあります。 沖縄県内外からお笑い芸人やミュージシャンが集結する「Output LAUGH PROJECT アベンジャーズSPECIAL」が3月10日、那覇市のライブハウス・Outputと桜坂劇場で開催された。漫才日本一決定戦「M-1グランプリ2023」で優勝した令和ロマン、準優勝のヤーレンズの出演で注目を集めていたこのイベント。なんと開催前夜、出演者の1人・街裏ぴんくが、ひとり芸日本一決定戦「R-1グランプリ2024」で王座に輝くという朗報も飛び込み、お笑いチャンピオンがそろった「神回」となった。全プログラム合わせて約300人が詰めかけた。(フ
『明治プロビオヨーグルトR-1presents R-1グランプリ2024』で、優勝した街裏ぴんく。芸歴20年目の彼が見せた熱のこもった“漫談”は、多くの視聴者の心を震わせた。 落語家の春風亭昇咲も彼の漫談に魅せられたひとり。同じ話芸で笑いを起こす者として、街裏ぴんくの“漫談”の魅力を語る。 『R-1グランプリ2024』審査結果はこちら 架空世界に出会った日 使うのは、マイク一本。 彼がその口から紡ぎ出す、言葉の数々は嘘か真か。真実か虚構か。 その漫談は、私たちの脳を刺激し、束の間「架空の世界」に連れていく。 大きな叫びとともに、舞台が暗転し、我々は夢から醒めたように現実世界に戻ってくる。 唯一無二。天才。 そんな漫談家・街裏ぴんくの魅力に、私がどっぷりとハマるきっかけとなったのは、2020年に行われた渋谷区伝承ホールでの漫談ショーでした。 当時、「前座修行」という、寄席での毎日の下働きの義
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