■ 箱根で「仙人生活」を送り、下界に降りて来たら、世は、「とんでもないこと」が起きていた。 ① 「小沢スキャンダル」勃発 ② 雑誌「諸君!」休刊 古色蒼然とした「政治とカネ」に絡む疑獄事件であろう。雪斎は、今日、下山したばかりなので、報道から判断する限りは、その真相は「まだ判らない」。 ただし、「陰謀論」を語り被害者意識丸出しの言葉を吐く民主党幹部の姿は、余り賢明だとは思えない。民主党が全体で「疑惑」の隠蔽に加担しているかのような印象を与えている。 そもそも、日本の検察当局は、旧ソ連の「内務省」や「KGB」がソヴィエト共産党の「敵」を監視し、摘発する意味合いを持つ機関であったの同じ趣旨で、、その時々の政権の権力維持を助ける機関ではありえない。故に、こうした言葉の使い方は、日本の「デモクラシー」の信頼性にも傷を付けかねない。 加えて、「国策捜査」というのも意味が判らない。雪斎は、最近、この言