東京都が大規模な地震が起きた際の建物の倒壊や火災などの危険度の調査結果を発表した。 調査は東京都が5年おきに行っているもので、最大で震度6強の地震を想定し、地盤や木造家屋の密集度、幅の広い道路が近くにあるかなどの要素を基準に、地域ごとの建物倒壊や火災の危険度などを測っている。 総合危険度を示すマップの中で、危険度が最も高いのは荒川区町屋4丁目、次いで足立区千住柳町となっていて、いわゆる下町地域を中心に広がっている。 傾向は5年前の調査と大きくは変わっていないものの、都内全体で建物倒壊の危険度は約2割、火災危険度は約4割低下しているという。東京都は「建物や道路の整備は進んでいるので、住民や自治体の意識をさらに高め、安心・安全な街づくりを加速させていきたい」としている。
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