新型コロナウイルス変異株のWHOの新呼称についてまとめた図(2021年6月1日作成)。(c)GAL ROMA, PAZ PIZARRO / AFP 【6月2日 AFP】世界保健機関(WHO)は5月31日、新型コロナウイルスの変異株の呼称について、差別を助長する懸念から、最初に確認された国名の使用を避け、ギリシャ語のアルファベットを使うと発表した。変異株の系統名とWHOの新呼称の対応表を掲載する。(c)AFP
仏音楽祭「ジャズ・ジュアン」で演奏するキース・ジャレット氏(2003年7月18日撮影、資料写真)。(c)JACQUES MUNCH / AFP 【10月22日 AFP】ジャズ・クラシック界を代表する世界的なピアニスト、キース・ジャレット(Keith Jarrett)氏(75)は21日、2度の脳卒中により体の一部がまひしており、公演活動に復帰できる可能性は低いことを明らかにした。ジャレット氏の容体公表を受け、音楽界には衝撃が広がっている。 ジャレット氏は米紙ニューヨーク・タイムズ(New York Times)に対し、2018年に2度脳卒中を発症し、まひ状態となったと説明。「左半身の一部はまだまひしている」「つえを使って歩くことはできるが、ここまでくるのに長い時間、1年かそれ以上かかった」と語った。 現在は片手でしか演奏できず、「両手演奏のピアノ曲を聴くと、非常にもどかしく感じる」という。「
米ドルと英ポンド紙幣(2016年10月4日撮影、資料写真)。(c)Niklas HALLE'N / AFP 【7月13日 AFP】世界の大富豪80人超が13日、新型コロナウイルス流行からの復興支援のため、超富裕層への課税を大幅に強化すべきだと、公開書簡で各国政府に呼び掛けた。 【あわせて読みたい】世界の超富裕層26人、世界人口の半分の総資産と同額の富を独占 人道支援を目指す富豪らの団体「ミリオネアズ・フォー・ヒューマニティー(Millionaires for Humanity)」は、富裕層は課税額を「即座に、大幅に、永続的に」引き上げられてしかるべきだと公開書簡につづった。 署名しているのは、米アイスクリームメーカー、ベン&ジェリーズ(Ben and Jerry's)の共同創業者のジェリー・グリーンフィールド(Jerry Greenfield)氏や、脚本家のリチャード・カーティス(Rich
ロシア北部ノバヤゼムリャ島の村でごみをあさるホッキョクグマ(2018年10月31日撮影)。(c)AFP PHOTO / ALEXANDER GRIR 【2月27日 AFP】北極圏でホッキョクグマの共食いが増加していると、ロシア・モスクワにあるセベルツォフ研究所(Severtsov Institute)の専門家が26日、警鐘を鳴らした。海氷面積の減少と人の活動の影響で生息地が消失したためだとしている。 インタファクス(Interfax)通信によると、ホッキョクグマの研究者イリヤ・モルドビンツェフ(Ilya Mordvintsev)氏はサンクトペテルブルク(St. Petersburg)で開いた記者会見で、「ホッキョクグマが共食いをすることはかねて知られている。だが、以前はなかなか発見できなかった実例が、今はかなり頻繁に記録されることに懸念を抱いている」と述べた。 「ホッキョクグマの共食い行動
アフガニスタンのジャララバードで銃撃され、手当てのため搬送される日本人医師の中村哲さん(2019年12月4日撮影)。(c)AFP 【12月4日 AFP】(更新、写真追加)アフガニスタンで長年支援活動に携わってきた日本人医師、中村哲(Tetsu Nakamura)さんが4日、東部ナンガルハル(Nangarhar)州ジャララバード(Jalalabad)で銃撃され、死亡した。同行していたアフガニスタン人の護衛ら5人も死亡した。 アフガニスタンで人道支援を行う国際NGO「ペシャワール会(Peshawar Kai)」の代表で、現地事業体ピース・ジャパン・メディカル・サービス(PMS)の総院長を務める中村さんは、ジャララバード市内を車で移動中に何者かに銃撃された。当初は負傷と報じられたが、後に当局が死亡したと発表した。 ナンガルハル州知事報道官のアタウラ・コジヤニ(Attaullah Khogyani
アタカマ海溝の深海で見つかったクサウオ科とみられる新種の魚。英ニューカッスル大学提供(2018年9月14日提供)。(c)AFP PHOTO /University of Newcastle 【9月15日 AFP】南米西岸沖のアタカマ海溝(Atacama Trench)の水深7500メートルの深海で、クサウオ科とみられる新種の魚3種が発見された。3種とも半透明でうろこを持たず、地球上のほとんどの生物が即死すると思われる極限の環境に完全に適応している。 国際研究チームは最新の水中カメラで調査を行った。生物の生息に適さない環境にこれらの魚が多数いたことに驚いたという。 英ニューカッスル大学(Newcastle University)のアラン・ジェイミーソン(Alan Jamieson)上級講師(海洋生態学)は14日、「これらの新種はあらゆる魚にとって極限といえる環境にいた。これほどの深さでは1、
米海洋大気局が公開した、ハリケーン「ヘクトル」(左端)とハリケーン「ジョン」(右)の衛星写真。(2018年8月7日撮影)。(c)AFP PHOTO / NOAA/RAMMB 【8月8日 AFP】キラウエア(Kilauea)火山の噴火活動が続いている米ハワイ(Hawaii)州ハワイ島に、5段階中2番目に強い「カテゴリー4」のハリケーン「ヘクトル(Hector)」が接近中だ。7日夜から8日(日本時間8日午前から9日)にかけて、同島とマウイ(Maui)島に危険な高波をもたらすと予報されている。 7日時点の風速は58メートル。中部太平洋ハリケーン・センター(CPHC)によると、8日にハワイ島の南約270キロの洋上を通過する見通しだ。 一方、メキシコ沖では、カテゴリー2のハリケーン「ジョン(John)」が北部のバハカリフォルニア(Baja California)州の方角に移動している。 米国立ハリケ
【5月5日 AFP】米ハワイ州ハワイ島で4日、マグニチュード(M)6.9の地震があり、キラウエア(Kilauea)火山が新たに噴火した。この噴火により住宅地に被害が出る恐れもある。米地質調査所(USGS)が明らかにした。 この地震は4日午後0時32分(日本時間5日午前7時32分)に発生。震源はキラウエア火山の南側の山腹で、震源の深さは5キロ。同日にはM5.7の地震も起きており、当局は今後も地震活動が続くとみている。 USGSはツイッター(Twitter)で「これ(震源)は1975年に起きたM7.1の大規模な地震とほぼ同じ場所だ」と述べている。1975年の地震では30人が死傷した。 ハワイ島では地震が相次いで発生しており、同島に5つある活火山の一つ、キラウエア火山が3日に噴火。付近の住宅地に亀裂が生じ、溶岩が噴出したという。負傷者は報告されていないが、複数の住宅が全壊または半壊したという。(
米ハワイ州ハワイ島のレイラニ・エステーツで、割れ目から噴き出す溶岩を見る男性(2018年5月4日撮影)。(c)AFP PHOTO / FREDERIC J. BROWN 【5月5日 AFP】(写真追加)米ハワイ州ハワイ島で4日、マグニチュード(M)6.9の地震があり、キラウエア(Kilauea)火山が新たに噴火した。この噴火により住宅地に被害が出る恐れもある。米地質調査所(USGS)が明らかにした。 この地震は4日午後0時32分(日本時間5日午前7時32分)に発生。震源はキラウエア火山の南側の山腹で、震源の深さは5キロ。同日にはM5.7の地震も起きており、当局は今後も地震活動が続くとみている。 USGSはツイッター(Twitter)で「これ(震源)は1975年に起きたM7.1の大規模な地震とほぼ同じ場所だ」と述べている。1975年の地震では30人が死傷した。 ハワイ島では地震が相次いで発生
米ハワイ州ハワイ島のキラウエア火山から立ち上る噴煙(2018年5月3日提供)。(c)AFP PHOTO / Janice Wei 【5月4日 AFP】(更新)米ハワイ州ハワイ島で3日、キラウエア(Kilauea)火山が噴火し、住民に対して避難指示が発令された。現地では、噴火で付近の住宅地に亀裂が生じ、溶岩が噴出したという。 ハワイ郡民間防衛局(Hawaii County Civil Defense Agency)はフェイスブック(Facebook)への投稿で「公共事業部が、モハラ通り(Mohala Street)周辺にあるレイラニ分譲地(Leilani Subdivision)の亀裂から蒸気と溶岩が噴出していると報告している」と明らかにした。 噴火を受けて、ハワイ州知事はハワイ島に災害基金を充てるための非常事態宣言に署名した。 世界有数の活火山キラウエアの噴火を受けて、該当地域の住民約17
仏パリのシテ科学産業博物館の脳に関する常設展「C3RV34U」に展示されている模型(2014年9月15日撮影)。(c) AFP PHOTO / LIONEL BONAVENTURE 【4月6日 AFP】人の脳では、79歳になっても新しい細胞が生成されている可能性があるとする研究結果を5日、米研究チームが発表した。先月にはこれと相反する別の研究結果が示されており、人の知的能力は伸び続けるのか、成長が止まるとしたらそれはいつなのかをめぐって科学界に新たな議論が巻き起こっている。 焦点となっているのは、人の脳内で学習や記憶をつかさどる「海馬」という部位。先月、英科学誌ネイチャー(Nature)に掲載された論文では、13歳以上の海馬では新たな神経細胞が生成された証拠が発見できなかったとの研究結果が示されていた。 今回、米ニューヨーク・コロンビア大学(Columbia University)の研究チ
南極半島のラーセンC棚氷から分離した氷山について解説した図。スウォンジー大学提供(2017年7月12日提供)。(c)AFP/SWANSEA UNIVERSITY/ADRIAN LUCKMAN 【7月12日 AFP】(更新、写真追加)南極のラーセンC(Larsen C)棚氷から、観測史上最大級となる1兆トンもの氷山が分離したことが分かった。数か月にわたって亀裂を観測していた研究者らが12日、発表した。 研究者らが所属する英ウェールズ(Wales)地方のスウォンジー大学(Swansea University)は声明を発表し、「分離は7月10日から12日の間に発生し、ラーセンCにあった約5800平方キロメートルもの部位がついに分離した」と明らかにした。 今後A68と名付けられる予定の氷塊は米デラウエア(Delaware)州の面積よりも大きく、容積は五大湖の一つエリー湖(Lake Erie)の2倍
【9月7日 AFP】(訂正)水道水から人の体内に入ってくるプラスチック粒子は、年間3000~4000個に上る恐れがあるとする研究結果が6日、発表された。14か国で収集したサンプルに基づく結果だという。 プラスチック粒子を体内に取り込むことによる健康リスクは不明だが、過去には、害を及ぼす可能性のある化学物質や細菌がこれら粒子に吸収・放出される可能性があるとの研究結果も発表されている。 米ミネソタ大学(University of Minnesota)と米ニューヨーク州立大学(The State University of New York)の研究チームによる調査を基に、NPO「オーブ・メディア(Orb Media)」が作成した報告書「Invisibles: The plastic inside us(目に見えないもの:人体内のプラスチック)」によると、対象となった水道水サンプル159のうち、「
スイス南部バレー州の氷河(2017年8月2日公開、資料写真)。(c)AFP/POLICE CANTONALE VALAISANNE 【9月10日 AFP】スイス南部のトリフト(Trift)で氷河雪崩が発生する恐れがあり、住民ら数百人が避難する事態となっている。地元バレー(Valais)州の警察当局によると、巨大な氷塔(セラック)がすぐにでも崩壊しかねなない状態だという。 氷塔とは氷河上で塔状に隆起した氷の塊だが、トリフト氷河周縁の「氷舌」沿いで、最大で1日130センチの大きな移動がみられることを地質学者が確認したという。 氷河雪崩が発生すればサース・グルント(Saas-Grund)の村が巻き込まれる恐れがあり、当局はすでに222人を避難させたという。 現地では、先週初めごろから氷河下部の移動が増したため、レーダーが設置され氷河の動きが監視されている。(c)AFP
エクアドル・グアヤキルで、地震により破壊された建物のそばを歩く住民ら(2016年4月16日撮影)。(c)AFP/ARIEL OCHOA 【4月17日 AFP】(更新、写真追加)米地質調査所(USGS)によると、南米エクアドルでグリニッジ標準時(GMT)16日午後11時58分(日本時間17日午前8時58分)、マグニチュード(M)7.8の強い地震があった。 記者会見したホルヘ・グラス(Jorge Glas)副大統領は、この地震でこれまでに41人が死亡したと明らかにするとともに、その数がさらに上昇する可能性を示唆した。また、甚大な被害を受けた6州で非常事態が宣言されたと述べた。 USGSによると震源はエクアドルの首都キト(Quito)の西北西約173キロ、震源の深さは10キロ。この地震の11分前にも同じ地域でM4.8の地震が起きていた。 太平洋津波警報センター(Pacific Tsunami W
【2月14日 AFP】(訂正)南極大陸東部で、巨大な氷山が生息地近くの湾に漂着したことにより、約15万羽のアデリーペンギンが元の生息地に戻れなくなったとみられるとの研究結果が、科学誌「アンタークティック・サイエンス(Antarctic Science)」の最新号で発表された。 この氷山は「B09B」と呼ばれるもので、その大きさは約100平方キロメートル。2010年12月に東南極(East Antarctica)のコモンウエルス湾(Commonwealth Bay)に漂着した。 コモンウエルス湾のデニソン岬(Cape Denison)に生息するアデリーペンギンの数は2011年2月には約16万羽と推定されていたが、2013年12月までに推定1万羽まで減少したという。 豪ニューサウスウェールズ大学(University of New South Wales)の気候変動研究センター(Climate
英ストーンヘンジ世界遺産遺跡内に新たに見つかった巨石群のイメージ図。ルートビヒ・ボルツマン研究所が作成したものを英国科学協会が公開(2015年9月7日提供)。(c)AFP/ Ludwig Boltzmann Institute for Archaeological Prospection and Virtual Archaeology 【9月8日 AFP】英国の有名な古代遺跡「ストーンヘンジ(Stonehenge)」の近くで地中に埋もれた先史時代の謎の巨石群遺跡を発見したと、英大学などの考古学者チームが7日、発表した。最大90個の直立巨石は、当初の高さ約4.5メートルで、約4500年前のものとみられる。土塁の下に数千年間、埋もれていた可能性があるという。 調査チームによると、新たな巨石群が最先端センサー技術によって見つかったのは、ストーンヘンジから3キロ足らずの距離にある遺跡「ダーリントン
米航空宇宙局(NASA)の太陽観測衛星「SDO(Solar Dynamics Observatory)」が捉えた太陽フレア(2011年6月7日提供)。(C)AFP/HO/NASA 【7月25日 AFP】2012年に地球のそばをかすめた強力な太陽風は、地球を直撃していれば「現代文明を18世紀に後退させる」ほどの威力があるものだったと、米航空宇宙局(NASA)が23日、発表した。 NASAによると、2012年7月23日に地球の軌道上を駆け抜けた太陽風は、過去150年間で最も強力なものだった。しかし、何が起きているかを理解している人はほとんどいなかったという。 「もしも、(この太陽風の)発生がほんの1週間前にずれていたら、地球は集中砲火を浴びていただろう」と、米コロラド大学(University of Colorado)大気宇宙物理学研究所(Laboratory for Atmospheric
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