![http://www.animate.tv/news/details.php?id=1443416637](https://cdn-ak-scissors.b.st-hatena.com/image/square/8fccdd1c5adda1c6d8e1c603e40612858ebbd19e/height=288;version=1;width=512/http%3A%2F%2Fimg.animate.tv%2Fnews%2Fvisual%2F2015%2F1443416637_1_1_daa0efc333e8ac1893eeccaa98513112.jpg)
日経の清水正人編集委員の新著『財務省と政治』は、税と予算を巡る政策決定過程を濃密に描いた第一級の書と言って良いだろう。情報網を張り巡らし、徹底して根回しを行い、政治日程を組み上げ、ここぞの場面で献策する財務省と、細川内閣以降の揺れ動く政治とのせめぎ合いが、臨場感あふれる筆致で明らかにされていく。 ただ、政治過程に関する本だから、当然ではあるが、そうして決められた政策が経済にどう影響したかまでは触れられていない。そのため、あたかも景気は自然現象のようなもので、移り行く天気に振り回されつつ、受身で対しているような、そんな印象を持ってしまう。むろん、財政が景気に影響せず、常に緊縮が正義であるのなら、それで構わないわけだが。 ……… 本書が描く鳩山政権下での予算編成では、選挙公約で示した政策を、国債発行額44兆円の枠内で実施しようとして、調整に四苦八苦するが、そこへ小沢幹事長が時の氏神よろしく登場
「馬鹿ね、そんなくだらない理由で人を殺したの」 母は呆れたようにテレビに向かってそう言った。 ちょうどお昼のニュースの時間帯の話だ。 テレビには、21歳の大学生の男が護送車で運ばれていく姿が映し出されていた。 無機質な白い文字が画面を淡々と流れていく。 女子高生が殺傷されたこと。 人を殺せば刑務所に入って人生をリセット出来ると思ったこと。 小学生から大学生の今まで、自分は何をやっても駄目だと感じていたこと。 そのことを考えると夜も眠れず苦しかったこと。 私は母のように笑うことが出来なかった。 そうだね、くだらないね。 そんなこと言えるはずなかった。 なぜなら私もその大学生と 同じような気持ちを確かに抱えていたからだ。 「私、この人の気持わかるなあ…」 私の口をポツリとついて出た言葉に母がギョッとしたのが視界の片隅に映った。 探るように、信じられないものを見るように私をジッと見ていたように思
自動車メーカーにあるまじき不正行為ディーゼルエンジン(DE)の排ガス規制に対し、独フォルクスワーゲン(VW)が自動車メーカーにあるまじき不正行為を行い、世界に大きな波紋を投じている。日本ではマツダのSKYACTIV技術によるDE車が評価を得てその復活が進んでいるだけに、影響が懸念される。だが、良くも悪しくもディーゼルへの注目が高まるので、同社の革新的なDE技術への認知が広まる機会ともなりそうだ。 この事件を受けて念のためマツダに問い合わせると、VWが不正を行った排ガス性能を制御するようなソフトは、当然のことながら「搭載していない」(国内広報部)。さらに世界各国・地域での排ガスなどの審査についても適正な認証を得ていると強調する。 VW事件の震源地である米国でのマツダ車の販売は、1-6月で前年を2%上回り堅調に推移している。また、北米へのDE車は「発売を検討している段階」(同)と未投入なので、
安全保障関連法案への反対運動をしてきた学生団体「SEALDs(シールズ)」の中心メンバー、奥田愛基さん(23)が28日、自身と家族に対する殺害予告の書面が届いていたことをツイッターで明らかにした。奥田さんは、神奈川県警港北署に被害届を提出したという。 奥田さんによると、「奥田愛基とその家族を殺害する」という趣旨の手書きの書面1枚が入った封書が24日、奥田さんが在籍する明治学院大に届いたという。同大広報課は「調査中」とし、詳細を明らかにしていない。 奥田さんは、国会前などで学生が主催した抗議行動の中心メンバー。参院特別委員会が今月15日に開いた中央公聴会に公述人として出席し、「国会を9月末まで延ばし、国民の理解を得られなかったのだから、廃案にするしかない」などと述べていた。
リリース、障害情報などのサービスのお知らせ
最新の人気エントリーの配信
処理を実行中です
j次のブックマーク
k前のブックマーク
lあとで読む
eコメント一覧を開く
oページを開く