挑発的だからと「赤ペンで×」を禁止する小学校が増加 2008年12月30日07時13分 / 提供:新華通信社 新華社ロンドン(イギリス):イギリスの小学校では最近、生徒の宿題を採点する際に×印などを緑や青、桃色、黄色、または鉛筆などでつけるケースが増えているという。 同国では数百校の学校で、教師が赤ペンで宿題の採点をするのが禁止されているという。その理由は、赤ペンで×印などをつけるのは「挑発的」で、生徒に「威嚇」されるような感覚を與えるからとのこと。赤ペンの使用を禁止することで生徒に不安を感じさせないようにすることができ、そのことは彼らの心の健康につながるという。 イギリスのデイリーメールは25日、ケント州オーピントンにある小学校の校長の話として次のように報じた。「赤ペンで書かれた×印などは子供に積極性を失わせる。それは子供達に、『お前を監視してるぞ』『お前はだめだ』といった印象を與える」