個展の開催を検討中のみなさま、並びに、開催中のみなさま、チャーハンを用意してください。 半チャーハンでじゅうぶんです。 と申しますのも、 ギャラリーにはチャーハンが足りないというクズコンバレー総研の仮説が発表されました。 一部の素晴らしい個展を除き、個展というものは、文字通り、個人的な創作の発表である以上、来訪者にとって退屈なものである恐れがあります。 クズコンバレーで調査した結果、個展に訪れた客の実に96.3%が、帰って寝たいと回答しました。 せっかく丹精こめて作ったブレスレットや、手染めの手ぬぐいや、絵てがみや、まずいラーメン屋の標語みたいなやつや、できそこないの俳句などよりも、クズコンバレーでは、睡眠が優先されます。 とはいえ、アーチストがいる以上、なんとかして、自由かつ闊達な表現の場を活性化する必要があります。 そこで、チャーハンが必要になります。 ■チャーハンが嫌いな人はいない