中東のクウェートが独立50周年を記念して、なんと約13億円をかけて史上最大の花火大会を開催した。今回のイベントでは1時間で77,282発もの花火が打ち上げられ、過去最大規模の花火大会としてギネスブックにも認定された。 今年は、クウェートがペルシャ湾を囲むアラブ国家の中で、憲法と議会を成立した最初の国家となって以来50年という節目の年。花火大会開催前には、サバハ首長が政府は引き続き民主主義をすすめ、政治危機を乗り越えるために国の結束が必要であることを国民たちに訴えた。 サバハ首長と反対する野党勢力の激しい対立が続くクウェートだが、この日の眩いばかりの花火のように、明るい国家の再生が実現されることを願うばかりだ。