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ブックマーク / semicolon.hateblo.jp (13)

  • 間違った精子が受精しちゃわないようにする仕組み - 蝉コロン

    2013-08-30 間違った精子が受精しちゃわないようにする仕組み 生殖 研究 動物 例えばサケやマスって何かウワーって言って卵に精子をふりかけてる映像見ますけど、あれ間違えてサケ精子がマス卵にかかっちゃったりすると雑種ができてしまう。この雑種は子孫を残せず1代限りなので間違った受精は種的には損です。とは言っても産卵と放精ってオスメス隣同士でウワーってやってるような気がするので大丈夫なんじゃないかなと思っていたけれど*1、もうちっとメカニズムがあるようじゃよ。 論文:CRYPTIC CHOICE OF CONSPECIFIC SPERM CONTROLLED BY THE IMPACT OF OVARIAN FLUID ON SPERM SWIMMING BEHAVIOR - Yeates - 2013 - Evolution - Wiley Online Library タイセイヨ

  • デコイを使うエボラウイルスvs人類 - 蝉コロン

    2013-08-29 デコイを使うエボラウイルスvs人類 研究 先日エボラウイルス治療のニュースがありました。 エボラ出血熱、発症後の霊長類の回復に成功 米研究 国際ニュース : AFPBB News 論文はこちらになります:Therapeutic Intervention of Ebola Virus Infection in Rhesus Macaques with the MB-003 Monoclonal Antibody Cocktail エボラウイルスはだいたいご存知だと思いますが、僕もだいたいしかご存知じゃないですが、 世界保健機関(World Health Organization、WHO)によると、エボラ出血熱に対する治療法はまだ確立されておらず、ワクチンも存在しない。ウイルス型にもよるが、発症患者の25~90%が死亡するという。 エボラ出血熱、発症後の霊長類の回復

  • 世界は「微生物ダークマター」に満ち溢れているらしい - 蝉コロン

    2013-08-21 世界は「微生物ダークマター」に満ち溢れているらしい 細菌 研究 不思議 ダークマター(暗黒物質)といえば、かつてはゼムスの憎しみが増大せしゼロムスから盗めるものとして有名でしたが、最近では巷でも「何やら宇宙に関係した用語」として定着して来ました。もうひといきじゃパワーをメテオに。 画像は月のない夜にカラスがおはぎを取ってったところです。そんな中、今度は「微生物ダークマター」とか言い出す輩が現れました。 微生物学 微生物ダークマターの系統発生とコード化能力に関する手がかり : Nature : Nature Publishing Group 何やらかっこいいタイトルだが意味が分からない。論文はこちら、 Insights into the phylogeny and coding potential of microbial dark matter : Natur

  • 深海生物シーピッグ - 蝉コロン

    2013-04-27 深海生物シーピッグ 不思議 動物 http://en.wikipedia.org/wiki/Scotoplanesより。学名Scotoplanes globosa、英名sea pig、海のブタ。海豚といえばイルカですが、こいつはナマコの仲間だそうです。ナマコはナマコでsea cucumberとか呼ばれてるのね。海から引き上げられてプクーっと膨らんじゃった奴の画像を見たことあるかもしれない。 Sea Pig Slow Dance - YouTube大西洋とインド洋の深海平原にいるんだとか。深海平原って何かロマンがある名前だ。数百匹の群れでいるらしい。そんで上から降ってくるプランクトンとかの死骸(デトリタス)が海底に沈んでる奴をかき集めてべてる。なんかこうかき集めそうな口の形をしている。命を刈り奪る形をしてるだろ?あと、クジラの死骸とかがごちそう。しかし近年のRI追跡に

    rindenlab
    rindenlab 2013/08/01
    食事風景、ちょっとかわいい気がする
  • ネコアレルギーの仕組みは分かったようなそうでもないような - 蝉コロン

    2013-08-01 ネコアレルギーの仕組みは分かったようなそうでもないような 研究 ネコアレルギーの仕組みは分かったようなそうでもないような 私中学生の時にアレルゲンのチェックをしたことがありまして、ネコ(「ネコの毛」だったかな)がすごく反応するという結果でした。モフモフ。さて先週、ネコアレルギーの仕組みを解明か、新治療法開発に期待 国際ニュース : AFPBB Newsが話題でした。仕組みの話の前に記事ではアレルゲンとして「ネコの鱗屑」って書かれていて、「鱗屑」ってなんかちょっと馴染みのない言葉なんだけど、scale(魚の鱗とか)を訳すとそうなっちゃうんですかね。聖闘士星矢で海闘士(マリーナ)が着てたのが鱗衣(スケイル)でしたね。あ、論文のタイトルにcat dander proteinとあります。danderは「(動物の)フケ」とか「アカ」。でもフケとかアカって言うと普通より汚そうな

  • 口内細菌叢をハッキングして虫歯を防げるか - 蝉コロン

    2013-05-29 口内細菌叢をハッキングして虫歯を防げるか つまり歯ッキングだと言いたいわけなんですが。あ、ちがう歯ッ菌グだ。歯ッ菌グでお願いします。 Hacking the Microbiome for Fun and Profit: Can Killing Just One Mouth Bacterium Stop Cavities? : 80beats より。去年の記事です。 論文は一昨年でこちら。Caries Research 2011, Vol. 45, No. 5 - Clinical Efficacy of a Specifically Targeted Antimicrobial Peptide Mouth Rinse: Targeted Elimination of Streptococcus mutans and Prevention of Deminerali

  • タコ「うー、寒い寒い、ちょっとRNA書き換えとこ」 - 蝉コロン

    2013-05-28 タコ「うー、寒い寒い、ちょっとRNA書き換えとこ」 Octopuses Rewrite Their RNA to Beat the Cold - ScienceNOW DNA-mRNA-タンパク質がいわゆるセントラルドグマで、DNAの配列の違いが、そこからできるタンパク質の構造の変化につながり性質が変わってくわけですが、その途中、mRNAのところでちょいちょいっと編集しちゃおうというのがRNA編集です。この分野の研究者がプレゼンをするときスライドにスペルミスなんかがあっても「あーこっちも編集されちゃいましたね」と言うとウケます。少なくともアメリカでは。 今回ご紹介するのは一年前の論文だけど、南極あたりに住むタコがとあるタンパク質を低温でも働けるようにRNA編集するという仕事です。上記ScienceNowの記事では、タコは寒くても「手袋してない」とアメリカンジョーク

  • 最強クラスの毒を持つウンバチイソギンチャク! - 蝉コロン

    2013-05-20 最強クラスの毒を持つウンバチイソギンチャク! 動物 ウンバチー! 最強"クラス"というところにちょっと遠慮が見えるけど猛毒のイソギンチャクです。ワンオブザモストデンジャラスコンビ。そもそもイソギンチャクは毒を持ってるような気がするけれどその殆どは人体にとってはたいしたことない。でもこのウンバチイソギンチャクは人死が出るほどの猛毒です。グッとガッツポーズしただけで数名が病院送りにさせられたほどである。 ウィキメディア・コモンズより。でもこの中にはいないんです。 日のサンゴ礁にいる。沖縄以南だって。 沖縄県警察|海の危険生物|ウンバチイソギンチャク 直径10~20センチの猛毒のイソギンチャクです。岩や死んだサンゴ、礫(れき)等に足盤で付着しています。時には岩に付着した海藻と見間違えることがあります。体表面に刺胞がたくさんつまった刺胞球があり、刺されると激痛が走ります。

  • 脇の下のニオイを醸し出す「わきゲノム」研究とは - 蝉コロン

    2013-05-17 脇の下のニオイを醸し出す「わきゲノム」研究とは タイトル思いついてもう満足したのだけど一応書きます。 MicrobiologyBytes » Blog Archive Why your armpits smell bad » MicrobiologyBytes より。 論文はTrends in Microbiology - Daily battle against body odor: towards the activity of the axillary microbiota。レビューだからかなんかすごいタイトル。 さてまず、皮膚の状態は概ね次の3種類に分けられるという。 カサカサ乾燥肌 脂ギッシュ モイスチャーモイスチャー ならばそこに住む細菌群はそれぞれの環境に応じて異なる構成になるはずである。実際過去の16S rDNA解析から、やはり同じ人体の皮膚といっ

    rindenlab
    rindenlab 2013/05/17
  • 今週のScienceの表紙がビグザムみたいだと話題に(HIVワクチン開発にブレークスルー) - 蝉コロン

    2013-05-10 今週のScienceの表紙がビグザムみたいだと話題に(HIVワクチン開発にブレークスルー) 今週のサイエンスの表紙を見てビグザムを思い出すのはワシだけか— しのざきよういちさん (@shinopp) 2013年5月10日 http://www.sciencemag.org/content/340/6133.cover-expansion 確かに。 一応説明しときますと(というかCover Photo — 10 May 2013, 340 (6133)参照ですが)、HIVワクチン開発の研究です。HIV抗原の塊(ビグザム体)とB細胞前駆体にくっつく部分(足)からできている。これでB細胞にHIV中和抗体を作らせようというスンポー。 論文 Rational HIV Immunogen Design to Target Specific Germline B Cell

  • 性別が7つある生き物とその決定機構 - 蝉コロン

    2013-05-08 性別が7つある生き物とその決定機構 ヒトの性は2種類だ。集団に男女半々ずつとすると100人いたら交配相手の候補は50人ということになる。じゃあ7種類の性があったらどうなるのか!これも集団中に各性別が均等にいるとすると相手候補は100人中およそ85.7人になるのだ!!!!!!なんてお得!!!!!!よりどりみどり!!!!!!引く手あまた!!!!!!みどりあまた。 まあそれ言い出したら全員雌雄同体が一番お得かもしれないな……。なんかそれもつまらなそうだけど……。 テトラヒメナTetrahymena thermophilaには7つの性がある。「オス」と「メス」以外になにか名称があったら面白かったのにI,II,III,IV,V,VI,VIIと呼ばれています。味気ない。そのテトラヒメナの性決定の仕組みがちょっと明らかになったそうなので紹介します。 基礎知識 テトラヒメナはこう

  • 歯茎から血が出てるみたいなキノコ - 蝉コロン

    2013-05-02 歯茎から血が出てるみたいなキノコ 閲覧注意かもしれないですけど、ジェリードーナツみたいとかアイスでこんなのあったかもしれないとの呼び声も高いのでキモイと思わなければキモくない。 http://en.wikipedia.org/wiki/Hydnellum_peckii より Hydnellum peckiiという。悪魔の歯とも呼ばれる。こんなに出血していては悪魔も痛かろう。北米、ヨーロッパに分布している。近年ではイランや韓国でも発見されてるようだ。 ストロベリージャムを乗せたデンマークのタルトとの呼び声も高いがビターテイストでべられないって。べねえよ。何がビターテイストだ。ほのかに甘い匂いと書かれているが当だろうか。かえって気持ち悪い。 もう写真だけでいいかなと思ってるんだけど一応なんか書いてみると、何の因果かこの血液みたいのの中にはアトロメンチンという

    rindenlab
    rindenlab 2013/05/02
    タイトル罪深い
  • 金のうんこをする細菌が発見されたと聞きました。 - 蝉コロッケ

    2013-02-05 金のうんこをする細菌が発見されたと聞きました。 金の粒べよ〜。 さて、「金の卵」生む細菌を発見、研究 国際ニュース : AFPBB Newsというニュースがありましたね。[biology]これは興味深い。/ぜひ蝉コロンさんの解説を頂きたい。細菌のウンコが金の塊ってことのようだし。 / “「金の卵」生む細菌を発見、研究 国際ニュース : AFPBB News” htn.to/eMevVw— yu_kuboさん (@yu_kubo) 2013年2月4日とのつぶやきをお見かけし、うんこ話なら僕がノッてくると思われているところが腑に落ちないけれどノッてきました。 Nature Newsこれ Gold-digging bacterium makes precious particles : Nature News & Comment。論文これ Gold biominerali

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