「男の精子に生きた生命体があるということを大学全体として信じない所があります。 しかし、このことは私は気にしていません。私は自分が正しいということをよく知っているからです。」 ──────レーウェンフックの手紙より すべての見出しを開く 雄の生殖細胞のこと。 運動性を持つ移動形態の生殖細胞、接合体としては雌性配偶子と結びつく雄性配偶子に分類される。精子の遺伝子情報により、子孫の性別が決定される。 主に動物、藻類やコケ植物、シダ植物、一部の裸子植物(イチョウなど)にみられる。 日本語の精子は「細かいもの」という意味、英語の「Spermatozoon」とはギリシア語の「シード(種)」と「生きているもの」を英語に置き換えたものである。 微生物学の父、オランダの科学者アントニ・ファン・レーウェンフックが1677年に発見した。 しかし専門的な教育を受けた訳でも、研究者でもないアマチュアの科学ファンだ